「スタック車を救出しました!」国道事務所が報告 「4WD&スタッドレス」でも“立ち往生”… 「災害級大雪」で“冬仕度フル装備”でも危険! 「くれぐれも注意を」呼びかけ 福井

国土交通省 福井河川国道事務所は公式SNSで、スタック車両を救出したと発表しました。

スタッドレスの4WDでも歯向かえない豪雪

 国土交通省 福井河川国道事務所は2026年1月24日、公式SNSを更新。福井県大野市でスタック車両を救出したと発表しました。
 
 一体何があったのでしょうか。

 大野市は、福井県の東部に位置する市です。まとまった雪が降る中部地方のなかでも特に降雪量の多い地域で、特別豪雪地帯に指定されています。

 2026年は、年始から大寒波が襲来し、各地で大雪をもたらしたほか、1月22日から24日にかけても再び強烈な寒波の影響で、日本海側の広い地域で災害級の大雪に見舞われました。

 福井県でも22日、重大な災害が発生する可能性がある「顕著な大雪情報」が発表され、国道8号や27号、161号、北陸道などの主要道路が軒並み通行止めとなっています。

 そうしたことから、除雪や誘導にあたるべく、国土交通省職員を総動員し、さらに除雪車をフル稼働にするなどの対策を講じました。

スタックのイメージ(画像:Scharfsinn/PIXTA(ピクスタ)・イメージです)
スタックのイメージ(画像:Scharfsinn/PIXTA(ピクスタ)・イメージです)

 さて、今回福井河川国道事務所は、中部縦貫道の大野ICで発生したスタック事案でした。大野IC入口付近で黒いセダンが立ち往生したようです。

 添付された写真には、厚い雪雲に覆われて数十メートル先が見えないような大雪のなか、事務所職員が2人でスコップを使ってタイヤ周辺の雪を取り除いている様子が伺えます。周囲の景色は全くわかりません。

 職員の後ろには作業中であることを示すためか、安全のために誘導棒が置いてありますが、雪に深く刺さっていることで、現地はかなりの積雪があったことがわかります。

 事務所によると、このクルマはしっかりとスタッドレスタイヤを装着していた車両だったといい、さらに写真をよく見ると、セダンには4WD車であることを示すバッジも装着していることが確認できます。

「4WDでかつスタッドレスタイヤ装着」という万全の冬準備をしていたにも関わらず、未曾有ともいえる今回の大雪には叶わなかったようです。その後、救出ができたようで、セダンは無事脱出できたといいます。

 同事務所は、「中部縦貫道 大野インター入口にスタックした車両を発見。事務所職員がスコップで救出を支援し、無事脱出しました」と報告するとともに、「タイヤはスタッドレスでしたが、昨夜から降り続く降雪により、大野市内は雪深くなっています。くれぐれも走行には注意して下さい」とコメント。

 災害級の大雪によって市内はかなり雪深くなっていることから、たとえスタッドレスタイヤであってもいつスタックするかわからないということで、注意を呼びかけています。

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