約800万円のトヨタ「“新”高級セダン」登場! 航続距離640km超えで「約220万円分の燃料」もプレゼント! 新「黒すぎホイール」装備の「MIRAI」26年モデルが北米で発表

米国のトヨタ法人は2025年12月3日に、燃料電池車「ミライ」の2026年モデルを発表しました。よりスポーティな足回りと先進機能を備えて進化した新モデルは、どのようなクルマなのでしょうか。

精悍な“黒ホイール”でスポーティに進化したFCEV

 米国のトヨタ法人は2025年12月3日に、FCEV(燃料電池車)のセダン「ミライ(MIRAI)」の2026年モデルを発表しました。

 ミライは、水素を燃料として車載の燃料電池で発電し、モーターで走行する燃料電池自動車です。排出するのは水だけであり、CO2を一切出さない究極のエコカーとして知られています。

 BEV(バッテリーEV)のように長時間の充電を必要とせず、短時間で水素を充填できる利便性と、長距離ドライブを可能にする航続性能が大きな特徴です。

 車両のベースには、トヨタのプレミアムFR(後輪駆動)プラットフォームである「GA-L」プラットフォームを採用。高剛性なボディとマルチリンクサスペンションの組み合わせにより、単なるエコカーにとどまらない、俊敏なハンドリングと極めて静かで滑らかな乗り心地を実現したラグジュアリースポーツセダンとして設計されています。

トヨタ「MIRAI(ミライ)」2026年モデル(米国仕様)
トヨタ「MIRAI(ミライ)」2026年モデル(米国仕様)

 今回発表された2026年モデルは、この先進的なFCEVにさらなるスタイルと革新性を加えたモデルです。

 パワートレインは同一で、最高出力182HP(約185PS)を発揮するトヨタの燃料電池電気パワートレインを搭載。アクセルを踏んだ瞬間から電気モーター特有のダイレクトなトルクが後輪に伝わり、スムーズな加速を提供します。

 大容量の水素タンクを搭載することで、EPA(米国環境保護庁)推定の航続距離が402マイル(約647km)に達し、実用性の高い長距離移動性能を確保しています。

 2026年モデルの最大の特徴は、足回りのアップデートです。

 新たに、精悍な”19インチ・ブラック・マシンフィニッシュ・アルミホイール”が標準装備されました。ミライ特有の、長いボンネットと流麗なルーフラインを持つクーペのようなダイナミックなシルエットに、黒く引き締まった大径ホイールが組み合わさることで、よりスポーティでモダンなスタンスが強調されています。

 ボディカラーは、シルバーとレッドが廃止されましたが、2026年モデルでは「ブラック」「オキシジェンホワイト」「ヘビーメタル」「ハイドロブルー」の全4色が設定されました。

インテリアも先進的で快適な空間が広がっています。ダッシュボード中央には12.3インチのマルチメディアタッチスクリーンを配置し、ナビゲーションや空調などを直感的に操作可能です。運転席正面にも12.3インチのデジタルメータークラスターを備え、エコドライブの状況や水素残量などを分かりやすく表示します。また、JBLプレミアムオーディオも装備されました。

 コネクティッド機能も充実しており、「ヘイ、トヨタ」と話しかけるだけで目的地検索や空調操作ができる音声認識システムに対応。

 さらに利便性のトピックとして、スマートフォンを車両のキーとして使用できる「デジタルキー」機能にも対応しており、スムーズな乗車体験を提供します。

 安全面では、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス3.0」を標準装備しています。歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティや、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、車線維持支援機能などが含まれ、高度な運転支援を提供します。さらに、渋滞時の運転負荷を軽減する「トラフィック・ジャム・アシスト」も採用されており、快適で安全なドライブをサポートします。

 なお、米国でのオーナー特典として、最大1万5000ドル(約225万円)分の水素燃料無料提供などが付帯しており、FCEVのある生活を強力にバックアップします。この特典は、新車購入の場合は6年間、リースの場合は3年間有効となります。

 新「ミライ」2026年モデルの米国での発売時期は、今冬を予定しています。メーカー希望小売価格は、5万1795ドル(約797万円/別途ディーラー手数料が必要)からです。

※ ※ ※

 水素社会の実現に向けたパイオニアとして進化を続けるミライですが、2026年モデルでは、より精悍なスタイリングと充実した先進装備により、プレミアムセダンとしての魅力に磨きがかかりました。

 インフラ整備という課題はあるものの、BEVとは異なる充てんの早さと長距離性能を持つFCEVは、次世代モビリティの重要な選択肢の一つとして、今後も独自の存在感を示し続けることでしょう。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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