先頭での本線合流はズル? 多くの人が勘違い…渋滞時の本線合流、正しい位置とは

交通集中や事故、故障車など渋滞の原因は色々ありますが、インターチェンジから高速道路に入ってきた車や、サービスエリアから出てきた車が本線に戻る際の「合流地点」も渋滞や事故が起きやすい場所でもあります。

渋滞している本線への合流ポイントは?

 この時期、故郷への帰省や夏休みの旅行などで高速道路を利用する機会がふえてきます。当然、場所によっては数十キロという渋滞も発生します。

本線への合流地点

 交通集中や事故、故障車など渋滞の原因は色々ありますが、インターチェンジから高速道路に入ってきた車や、サービスエリアから出てきた車が本線に戻る際の「合流地点」も交通量が多い時期には激しく渋滞し、また接触事故が起きやすい場所でもあります。

 渋滞している本線に合流する際、どこから入るのが安全、またマナーとしても正しいのでしょうか? NEXCO中日本広報室に正しい合流ポイントについて聞いてみました。

――本線も加速車線も車が詰まっているときには、どこから本線に合流するのが正しいのでしょうか?

 渋滞している本線を横目に見ながら通過して先頭で入るのは気が引ける…と考えるドライバーもいるようですが、渋滞時であっても本線に合流する正しい地点は加速車線の先頭です。理想的には、加速車線の先頭で本線を走る車と交互に1台ずつ入る形になります。これが最も安全で、車の流れを極力妨げない方法です。

――実際、渋滞している本線上で少し車間が空いているような場所で入る車が多いですよね?

 そうですね。ですが、実際は渋滞で加速する必要がないとしても加速車線の先頭で、1台ずつ交互に入ることを推奨しています。本線上で、ちょっと車間が空いている場所を見つけて、右ウィンカーを出して割り込みするような形で合流する車も少なくないですが、接触事故や新たな渋滞を引き起こす原因にもなります。加速車線を使い切っての合流をお勧めします。

【画像】バーで仕切り、途中合流をさせない合流地点も

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