トヨタ「ハイエース」に注文殺到! エンジン“高出力化”&「専用サス」搭載のパワフル仕様! めちゃ“豪華内装”も採用した「商用ワンボックスの王者」の歴史に刻む「ダークプライムS」とは!
登場から20年の歳月を経てなお支持を集めるトヨタ「ハイエース“200系”」。そのロングセラーモデルの歴史には、強烈なインパクトを残した“特別な一台”が存在します。
トヨタ「ハイエース」に注文殺到! めちゃ“豪華内装”も採用!
2004年のデビュー以来、20年以上にわたり商用ワンボックスの王者として君臨し続けるトヨタ「ハイエース(200系)」。
2026年1月13日には、安全装備や使い勝手を向上させた一部改良モデルが登場し、その進化は留まるところを知りません。
そんなロングセラーモデルの歴史において、強烈なインパクトを残した“特別な一台”が存在します。

それが、生誕20周年を記念して2025年2月7日に発売された特別仕様車「スーパーGL “DARK PRIME S”(ダークプライムS)」です。
この「DARK PRIME S」が単なる記念モデルと一線を画していたのは、内外装の装飾に留まらず、メーカーによる「本気のチューニング」が施されていた点にあります。
その最大のトピックは、心臓部に搭載された2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジンの出力向上でした。
最高出力はベースモデルの151馬力から158馬力へ、最大トルクは30.6kgmから33.7kgmへとスペックアップが図られています。
数値上の変化以上にこだわったのが、商用車にとって最も重要な「実用域でのトルク特性」です。
1200rpmから3200rpmという幅広い低回転域で最大トルクを発揮するよう徹底的に磨き上げられたエンジンは、約2トンに及ぶハイエースの巨体を軽々と、そしてグイグイと前へ押し出す力強さを実現しました。
さらに、このパワーアップに合わせてショックアブソーバーにも専用チューニングを実施。
多くの荷物を積む商用車としての積載性と、乗用ユースでも納得できる快適性という、相反する要素を高次元で両立させたその走りは、まさに「S」の名を冠するに相応しい仕上がりとなっています。
エクステリアには、大人の色気を感じさせるディテールが散りばめられています。
LEDヘッドランプカバーはクリアスモーク化され、フロントグリルにはプラチナサテンメッキを採用することで、精悍かつ上質なフロントフェイスを構築。
インテリアにおいても、インパネやスイッチベースを黒基調のカーボン調加飾で統一し、シート表皮にはトリコットと合成皮革のコンビネーションにダブルステッチを施すなど、商用バンの枠を超えたスポーティでラグジュアリーな空間が演出されました。
また、通常グレードではオプション扱いとなる「両側パワースライドドア」が標準装備されるなど、日常の使い勝手に関しても抜かりのないパッケージングとなっていました。
しかし、商用バンの常識を覆すこの完成度の高さゆえに、市場での争奪戦は熾烈を極めました。
当時の販売現場の状況について都内のトヨタ販売店スタッフは「各店舗への割当台数はわずか数台で、発表から即座にオーダーが埋まってしまいました」と話します。
黒で統一された内装がアウトドアに映えるとして個人ユーザーからの支持が厚かっただけでなく、ビジネスユースにおいても、クライアントの送迎などで映える上質さが評価され、法人の指名買いも殺到。
「追加枠も含めて即完売となりました」という言葉通り、まさに瞬く間に市場から姿を消したのです。
SNS上でも人気ぶりを裏付ける投稿が溢れました。
「発売と同時にディーラーへ駆け込んだが、既に注文できなかった」「枠に応募できたけど抽選に外れた」といった悲痛な声が投稿され、一方で運良く購入できたオーナーからは、「加速感が楽しみ」「この優越感はたまらない」といった称賛のコメントが。
そのコントラストが余計にこのモデルの神格化を加速させました。
このように、わずかな期間で受注枠が埋まり、多くの「買えなかった」難民を生み出した特別仕様車のDARK PRIME S。
登場から20年が経過してもなお、200系ハイエースが「商用ワンボックスの絶対王者」であることを、これ以上ない形で証明することとなったのです。
Writer: くるまのニュース編集部
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