日産の高級セダン「新型ティアナ」に“すごいスピーカー”搭載を発表! まるで「クリスタル」な“透明感”を実現! さらに“256色”の光で「生命感」も演出! “日本の技術”でクルマの「内装デザイン」は新世代へ! 中国モデルに採用
2026年1月13日、三菱ケミカルは東風日産の高級セダンとなる新型「ティアナ」に、同社の開発したプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」を採用した「AIスピーカー」が搭載されたと発表しました。
日産の高級セダン「新型ティアナ」に“すごいスピーカー”搭載!
三菱ケミカルは2026年1月13日、日産と東風汽車集団の合弁会社である東風日産(以下、日産)が中国市場で展開する高級セダンの新型「ティアナ」に搭載する「AIスピーカー」に、同社の開発したプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が採用されたと発表しました。
日産が2025年11月に発売した新型ティアナは、激しい競争が繰り広げられる中国市場において、先進的なデジタル体験とラグジュアリーな空間演出を売りにしています。

そしてその象徴とも言える装備が、ダッシュボード上に鎮座するAIスピーカーです。
この音声による対話や車両操作を可能にする重要なパーツに、今回、三菱ケミカルの植物由来バイオエンジニアリングによって誕生した素材が採用されていることが明らかになりました。
一見すると“黒い箱”にも見えるこのAIスピーカーは、システムが起動することで逆ピラミッド型の独創的なデザインが姿を現し、6本のライトピラーがリズミカルに発光。
256色もの光を放ちながら、まるでクリスタルのような透明感と色彩豊かな質感を演出し、車内空間にデジタルな鼓動と生命感をもたらします。
この「クリスタルのような輝き」を実現するために選ばれたのが、ガラスでも従来のプラスチックでもなく、三菱ケミカルのデュラビオでした。
デュラビオは、再生可能な植物由来原料である「イソソルバイド」を主原料とするバイオエンジニアリングプラスチック。
一般的に、自動車部品に用いられる透明樹脂といえばポリカーボネートが主流ですが、デュラビオはそれと比較しても極めて高い透明性と、光を美しく透過・屈折させる優れた光学特性を備えています。
新型ティアナのAIスピーカーが求められる、繊細かつ鮮やかな光の演出において、この素材特性が決定的な役割を果たしたとのこと。
さらに、自動車部品として避けて通れない過酷な要件もクリアしており、植物由来でありながら、直射日光にさらされるダッシュボード上でも劣化しにくい耐候性と、長期使用に耐えうる耐久性を確保。
特筆すべきは、その表面硬度と美しさゆえに、クリアコート(塗装)を施すことなく、成形した樹脂素材のままで使用できるという点でしょう。
これにより、塗装工程を削減して環境負荷を低減しつつ、深みのある透明感をダイレクトに表現することが可能となりました。
かつて「環境配慮型素材」といえば、機能や見た目を多少犠牲にしてもエコであることを優先するケースも見られましたが、今回の採用事例によってその認識は改められる必要があるでしょう。
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今回の発表は、単なる素材の供給契約という枠を超え、クルマの内装デザインとサステナビリティの融合が新たなフェーズに入ったことを示唆しています。
ラグジュアリーで活力ある車内空間を演出するための「審美性」と、素材そのものが持つ「環境性能」を高次元で両立した、この“植物由来のクリスタル”。
三菱ケミカルの技術力は、次世代の自動車インテリアが目指すべき、美しく持続可能な未来の一端を照らし出しています。
Writer: くるまのニュース編集部
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