レクサス斬新「“超カクカク”セダン」が凄い! “昭和マシン”風「ワイドボディ」装着&「1人乗り豪華内装」採用! レクサスISベースの東京自動車大学校カスタムカー「TAUS-HFRS」 TASで披露
「東京オートサロン2026」に東京自動車大学校が展示した「TAUS-HFRS」は、昭和・平成・令和と、3つの時代を融合したカスタムカーです。どのようなコンセプトで製作されたのでしょうか。
オリジナルデザインの大迫力オーバーフェンダーがポイント
さまざまな自動車大学校の学生が作る、斬新なアイデアに溢れたカスタムカーも、「東京オートサロン」の楽しみのひとつです。
東京都葛飾区にある専修学校の東京自動車大学校が2026年1月9日から11日まで幕張メッセで開催された「東京オートサロン(TAS)2026」で展示した「TAUS-HFRS」も、学生らしい豊かな発想で製作されたモデルです。
TAUS-HFRSのテーマは「令和の学生が平成のクルマを昭和のレーシングカーにカスタム」。「近未来を見据えた、時代を超えるレーシングカー」というコンセプトも有しています。
2007年式と「平成生まれ」の初代(海外では2代目)レクサス「IS」をベースに、昭和50年代に活躍したレースカテゴリのひとつである「シルエットフォーミュラ(スーパーシルエット)」風の箱型オーバーフェンダーを追加しており、迫力ある姿に仕立てられています。

製作を担当したボディクラフト科 17期生のチームリーダーに話を聞いたところ、TAUS-HFRSの製作期間はなんと2か月。
オリジナルデザインの前後オーバーフェンダーはFRPで丁寧に作られており、曲面の多いISのボディに合わせるのに苦労したといいます。トランクリッドに備わる可動式の超大型リアウイングも、リアビューの迫力をアップさせています。
ボディカラーは「デストロイヤーグレー」で、アメリカンマッスルカーの3代目ダッジ「チャレンジャー」などにも設定されているものと同一です。
パワートレインなどは基本的にそのまま。2.5リッターV型6気筒「4GR-FSE」型に変更はありませんが、マフラーは学生が製作した4本出しを装着しました。
インテリアを覗くと、レーシングカーであることからシングルシーターでリアシートなし、リアドアも閉鎖されています。
しかし、無機質な空間ではなく、ダッシュボードのみならずBRIDE製のフルバケットシートや、ステアリングホイールにもチンチラ素材を使用。
学生による張替え作業で仕上げ、懐かしさと近未来感の両立、そして「時代を超える」というコンセプトを表現しています。
東京自動車大学校は、これまでもオートサロンに日産「クルー」を改造したCALルックのピックアップトラックや、メルセデス・ベンツ「ミディアムクラス(W124)」ベースの「Racing VIP」など、アイデアいっぱいのカスタムカーを展示してきました。
ことしも迫力のあるTAUS-HFRSを展示した同校ですが、今後もどんなカスタムカーが誕生するのか、今から楽しみです。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。









































