アバルト 595解説

FCAジャパンは、アバルト・ブランド傘下「アバルト595」の全ラインアップを刷新し、2017年2月25日より販売開始しました。

今回の刷新での最大の特徴は、前後のバンパーをより一層アグレッシブなデザインに変更した点です。特にフロントバンパーのエアインテークには「ABARTH」の浮き文字があしらわれ、レースの雰囲気を強調します。なお、これまでアバルト500だった名称をアバルト595に変更することで、全グレードの名称が「595」となり、フィアット500のラインアップとの差別化が明確になります。

2016年1月に実施したフィアット500と同様の変更を内外装に実施。主な変更箇所は、LEDデイランプとなったフロントライト周り、リアコンビランプ、センターコンソール周り。新たにグローブボックスとカップホルダーを追加し、ステアリングホイールを新たなデザインに変更しました。

また、TFTメータークラスターの機能を向上させ、Gメーターのグラフィックを刷新しています。さらに、5インチタッチパネルの新型ラジオ（Uconnect）を採用。USB、Bluetooth など様々な外部入力に対応できるようになりました。ボディカラーには、レッド、イエロー、パールホワイトの3色を新たに導入、選択の幅が広がりました。

直列4気筒DOHC16バルブ・インタークーラー付ターボエンジンが全ラインアップに搭載される中、スタンダードモデルであるアバルト595の最高出力がこれまでの135PS（MT）/140PS（AT）から145PSとなりエンジンパフォーマンスが向上しています。