ボルボのクルマ作りはなぜ「安全」を最優先する?ボルボが歩んできた安全への取り組みとは【PR】

数多くの世界初により、ボルボ車は安全と言われるようになってきた

側面衝突試験の様子。あらゆる衝突の可能性を考慮してボルボのクルマ作りはおこなわれている

 衝突試験施設は車と車を実際の事故と同じ速度と角度で衝突させるというもので、当時世界最大の自動車メーカーや、安全性の高さをアピールするドイツのメーカーすら持っていない施設でした。実際の事故例から得た知見によって開発された安全装備は多岐にわたる。

 側面衝突事故が大きな脅威になっている事が分かると、サイドエアバッグの普及に先駆けSIPSと呼ばれる側面衝突対応技術をボルボは1991年に投入。さらに3年後の1994年には世界初のサイドエアバッグを市場投入します。

 ボルボは人命を守るだけではなく、事故を回避するために技術も次々と投入。高速道路で車線変更時、斜め後方の死角に車両がいるケースの事故を防ぐための「BLIS」というブラインドスポットセンサーも2003年に考案したのもボルボです。

 こういった安全対応、書き始めたらキリがないほど、追突事故に絶大な効能を持つ前後席ヘッドレストや、ブレーキの信頼性を確保するためのX配管の二系統ブレーキシステム(それまでは1系統しかなく、オイル漏れしたら止められなくなった)等々、決して大きい企業じゃないボルボながら、安全装備での世界初は数多い。

緊急自動ブレーキを標準装備したのはボルボが世界初

完全停止する自動ブレーキとしては日本初の装備でもあった(写真は現行型のXC60)

 今や当たり前になりつつある、完全停止にまで至る自動ブレーキを日本初搭載したのもボルボ車だ。

 前方の障害物を検知して緩い自動ブレーキを掛けるシステムは他社でもおこなっていたけれど、車両や歩行者を検知して緊急ブレーキを掛け、事故を未然に防ぐシステムは世界に先がけてボルボのSUV車、XC60が2009年モデルより採用し、標準装備に踏み切った。その後の自動ブレーキの進化については説明するまでもない。

 ボルボに搭載される最新の安全デバイスは追突や歩行者だけで無く、路地から出てきた車両の回避援助や、正面衝突が避けられなくなった時の減速など多岐にわたり、大半の事故モードを避けようとしているのだった。

 また、万が一衝突してしまった時の防御も万全。私が毎日ハンドル握る相棒としてボルボを選んだのも、事故を起こしたくないし被害にも遭いたくないからです。

安全すなわち幸せ。人々の幸せを実現する事がボルボのクルマ作りの原点

色々なクルマを乗ってきた筆者(国沢光宏)も、安全性能の高さからボルボを選んでいる

 なんでボルボは何よりも人命を最優先するクルマ作りをするのだろう。この点をボルボの安全担当役員に問うてみた。

 すると「明確な答えはありませんが、冬期になると道に迷っただけで凍死するほど厳しい自然環境のスウェーデンは伝統的に人命を尊重します。クルマに対する安全性の追求も国民性から来ているように思います」と答えてくれた。

 なるほど、いかに過酷な環境であったとしても、朝家を出たら「ただいま」と当たり前に帰ってくることがスウェーデンの人々にとっては最大の幸せだということ。

 この、人々の「幸せ」を実現することこそが、ボルボの目指すクルマ作りであり、企業体質そのものになっているのですね。と納得します。

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Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

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