新型「“ツルツル顔”クーペ」公開! 「直4ターボ」搭載で”0-100”は「3.5秒未満」!? 超パワフルなカルマ「アマリス」米国に登場

アメリカのKARMA AUTOMOTIVE(カルマオートモーティブ)は2025年3月20日、電動2ドアクーペ「アマリス」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

爆速のツルツル顔クーペ!

 アメリカのKARMA AUTOMOTIVE(カルマオートモーティブ)は2025年3月20日、電動2ドアクーペ「アマリス」を発表しました。

直4搭載でめちゃ速い!
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 カルマオートモーティブは、高性能EV(電気自動車)「カルマ」を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの資産を、中国・万向集団が買収する形で2014年にカリフォルニア州に設立されたEVメーカーです。

 当初、BEV(バッテリー式電気自動車)を手がけていましたが、近年、航続距離を伸ばす仕組みを備えたEREV(エクステンデッドレンジ電気自動車)の開発に注力。

 EREVとは、充電用エンジンを搭載したEVで、広義にはPHEV(プラグインハイブリッド車)の仲間です。

 PHEVのエンジンが駆動と発電の両方で使われるのに対して、EREVのエンジンは発電に特化しているのが特徴です。

 同社は2024年12月に主力モデルであるカルマの第3世代をEREVとして12万3100ドル(約1800万円)で発売しました。それに続くEREVが今回発表されたアマリスです。

 エクステリアは、フロントからキャビン、リアへと連続する一体感のある流麗なプロポーションとしながら、ドア前側にスリットのような深い切り込みを入れることで、美しさの中にもダイナミックさを表現。アマリスの個性を、華やかに印象付けます。

 クラムシェルフードの中央付近に配したシグネチャーLED、星座をモチーフとした22インチホイール、上方外側に開くスワンドアもアマリスの見どころです。

 発電用には直列4気筒ターボエンジンを搭載。0〜60mph(約100km/h)加速は3.5秒未満、最高速度は165mph(約265km/h)を想定しています。

 同社の社長は「カルマオートモーティブは、高級EREVパワートレインの最前線に立っており、間もなくEREVの新型4ドアクーペ『ギセラ』を発表します」とコメント。

 アマリスの価格は未定。2026年第4四半期に生産が開始される予定です。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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