200万円台で“80年代アメ車ライク”の新車が手に入る! ダムドのWR-V用フェイスチェンジキット「REVERB」で“アメリカンクラシックワイルド”を気軽に体験【PR】

カスタムパーツを多数手がける「DAMD(ダムド)」は2025年6月、ホンダWR-V用のフェイスチェンジキット「REVERB(リバーブ)」を発売しました。今回は、大人気SUVの雰囲気をがらりと変えてくれるリバーブの魅力を深掘りリポートでお届けします。

コスパ最強のグローバルSUV「WR-V」をダムドはどうアレンジしたのか?

 今回紹介する「WR-V REVERB(リバーブ)」は、神奈川に本拠地を置くカスタムカーパーツブランドの「DAMD(ダムド)」がホンダのWR-V向けに開発したフェイスチェンジキットです。

今回紹介する「WR-V REVERB(リバーブ)」は、2代目「ジープ・チェロキー(XJ型)」をほうふつとさせるアメリカンでクラシックな雰囲気が特徴的なフェイスチェンジキット

 2025年6月に発売されたパーツを組み込んだデモカーは、同年1月に幕張メッセ(千葉市)で開催された「東京オートサロン2025」に展示され大きな話題を集めました。

 今回はそのデモカーでドライブに出かけ、その魅力を余すところなくチェックします。

「リバーブ」の特徴を説明する前に、まずはベース車両となるホンダWR-Vについておさらいしましょう。

デモカーのカラーはWR-Vに純正で用意される「ゴールドブラウン・メタリック」。木目調のパネルを模したサイドデカールは、より“アメリカンクラシック”な雰囲気を向上させる

 WR-Vは1.5リッターのガソリンエンジンを搭載した、2WD(FF)のコンパクトSUVです。

 既存車種のパワーユニットやシャシーを活用し、海外工場で生産することで低コストを実現。その結果、車両本体価格が239万8000円(消費税込み、以下同)からと、同社の人気軽ハイトワゴンの「N-BOX」の上位グレード「N-BOX CUSTOM ターボ(FF)」(206万9100円)とほぼ同じというリーズナブルさでも話題となっています。

 また価格は控えめとはいえ、先進の安全運転支援システムである「Honda SENSING」の搭載はもちろん、快適装備も充実しています。

WR-Vの後部座席にはエアコン吹き出し口も装備しており、パッセンジャーも快適にドライブが楽しめる

 アダプティブクルーズコントロール(ACC)、急アクセル抑制機能などもしっかりと搭載しているのも人気の理由です。

 ボディサイズは全長4325/全幅1790/全高1650mmとコンパクトですが、全方向にボディを張り出すことで存在感を高めています。

 ダムド「リバーブ」のキットでは、WR-Vのエクステリアで唯一、角が取れたポイントといえるボンネット前方をグリル面に向かって前方向へストレッチしました。

純正フロントフェンダーのラインを横から見ると前方向へストレッチしている様子がわかるが、全長や全幅は純正状態をキープしている

 ダムドのデザイナー・徳田氏が「リバーブのテーマはアメリカンクラシックワイルドカスタムです。直線的でスタンスが良いクルマのWR-Vこそ、アメリカンでクラシカルなカスタムにぴったり合うと考え、デザインを進めました」と説明するように、よりスクエアでワイルドな印象を実現しています。

アメリカンながら武骨で渋さといった“ワイルドさ”が光るエクステリア造形

「リバーブ」を構成するカスタムパーツは、純正にかぶせて装着するボンネットと、バンパー&ライトグリルがメインです。

純正ボンネットにかぶせて装着するタイプのボンネットが、違和感なく収まっている

 フロントフェンダー以後のリア周りはデカールのカスタムのみで純正のままという、お手軽なキットでありながら、全体のバランスがとれた違和感のない仕上がりは多彩な車両のカスタムパーツを生み出してきたダムドならではです。

 アメリカンカスタムカーでは西海岸を感じさせるスタイルがトレンドですが、「リバーブ」ではあえて武骨さや渋さといった“ワイルドさ”を目指したと言います。

 多面的でゴツゴツとした造形と、メッキ加飾ではなくマットブラックによるフィニッシュを80年代のRVが持つデザインスキームに落とし込んだ結果、武骨でありながらスタイリッシュという“リバーブらしい”新たなスタイルが誕生したというわけです。

「リバーブ」のフェイスだけを見ると、ベース車がWR-Vだとは誰も気付かないだろう

 そして「リバーブ」のデザインハイライトの一つがKoito製の角目ヘッドライトです。デモカーに装着されているのは、ダムドからオプション品として用意されている明るさを重視したLEDバルブで、リバーブに標準装備されるのは暖かみを感じさせるハロゲン球です。

 実はKoito製の角目ヘッドライトに装着できるのは、ポジション球とヘッドライト球が同一になったやや特殊なバルブ形状のため、市販のLEDバルブには交換できません。

 しかし、展示会などでLEDバルブへの交換に関する質問やリクエストが多かったため、ダムドで新たにポジション付きのLEDバルブを開発したそう。このエピソードから、ダムドがいかにユーザーに寄り添った製品開発をしているかがよくわかりますよね。

レトロな角目ヘッドライトは安心のKoito製を採用。デモカーにはオプションのLEDバルブを装着しているが、リバーブに標準装備される暖色のバルブをそのまま使用して、よりレトロ感を演出するのも面白い

 ヘッドライトの下には、ダムド製のLEDバーウインカーランプが配置され表情をさらに引き締めてくれます。

「リバーブ」のデモカーに採用される足周りは、クリムソン社製 DEANクロスカントリーのホイール(16inch 6.5J+43)に、タイヤはBFグッドリッチのオールテレーンT/Aのコンビ。

デモカーにはよりワイルドな印象を与える215/70R16サイズの「BFグッドリッチ オールテレーンT/A」を採用。大径タイヤを履かせても、加速感やブレーキフィールといったWR-Vが本来持ち合わせる性能は失われておらず良好だ

 デモカーでは1インチほどリフトアップを施していますが、ハンドルをいっぱいに切るとわずかにインナーフェンダーに干渉するため加工が必要とのことでした。(写真の組み合わせはデモカー用のものでインナーフェンダーの加工が必要なため非推奨サイズ)

リア周りは特に手を加えておらずWR-Vそのものだが、フロントフェイスがガラッと変わっていてもまったく違和感のない仕上がり

 次のページでは、外装のディテールや内装をチェックします。

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