CE28のブロンズアルマイトは塗装じゃないって知ってた!? RAYSの新世代軽量高剛性ホイール 「VOLK RACING CE28 N-plus」が極めた進化とは?【PR】

2023年7月に新世代の「CE28」シリーズとして登場したRAYSの鍛造アルミホイール「CE28N-plus」。その「CE28N-plus」に、往年の人気カラーであるブロンズ(アルマイト)が2024年9月に追加設定され話題となりました。今回はそんな「CE28N-plus」のこだわりに触れるとともに、ブロンズ(アルマイト)の独特な色の秘密にも迫ります。

スタイル・性能・所有欲を全て満たすRAYSの最高峰鍛造アルミホイール

 国産ホイールメーカーの雄であるRAYSの中でも、レーシング直系の技術を注いだスポーツホイールの最高峰ブランドであるVOLK RACING(ボルクレーシング)は、ラインナップされるすべてのホイールが軽量高剛性である“鍛造ホイール”であることでも知られています。

1999年に初登場したCE28は、14インチの5.5Jモデルが超軽量の2.8kgだったことから名付けられた

 そんなボルクレーシングブランドの中でも、TE37と並んで高い知名度と人気を誇る本格スポーツホイールなのが「CE28」シリーズ。その最新モデルである「CE28N-plus」に、往年の人気カラーであるブロンズ(アルマイト)が2024年9月にラインナップされ話題を呼んだことは記憶に新しいことです。

 ボルクレーシングの数あるラインナップの中で、最も軽量であることをうたっている「CE28N」。その「CE28N」にはいかにも軽量に見える細身の8本スポークモデルと10本スポークモデルの2種類が用意されており、新旧・国内外を問わずさまざまなクルマにマッチするスポーツホイールとして今でも愛されています。

2023年7月に登場した「CE28N-plus」が新世代のCE28シリーズ

近藤エンジニアリングデモカーのBRZに装着された「CE28N-plus」のブロンズ(アルマイト)カラー
ウエーブ状かつ末広がり状に新設計されたウェル部は高いホイール剛性を生み出す

 前述した「CE28N」は時代に合わせてたゆまぬ進化を続けてきましたが、2023年7月に登場した後継モデルとなる「CE28N-plus」では、重量増加やハイパワー化が進む昨今のクルマに対応すべく、強度・剛性面を大幅にアップデートさせた新世代モデルとなっています。

 一目で「CE28N」シリーズだとわかる細身のスポークやセンターパートのスパルタンな意匠はそのままに、スポークやリムの断面形状を刷新し、スポークとリムがつながるウェル部はウエーブ状かつ末広がり状に処理するなど、軽量化と剛性向上を両立するためにあらためて設計を組みなおしたという意欲作なのです。

近年のクルマに対応させるために肉抜き穴を廃止して剛性をアップ

肉抜き穴は廃止されたがティアドロップ型のえぐれは前モデルよりも大きく取り、軽量化にも配慮されている
コンケーブと呼ばれるフェイスの“反り具合”は、F1から最大でF4まで幅広いサイズで展開されている

「CE28N」の特徴のひとつであったセンターパート部も、「CE28N-plus」では一見すると変わっていないようにも見えますが、ナットホールのティアドロップ形状をより大きく深くすることで軽量化が実施されています。その一方で、ナットホールの間に存在していた肉抜き穴を廃止することで締結面の剛性アップも同時におこなっているのです。

 フェイス形状は装着するクルマに合わせてFACE1からFACE4までのパターンを設定しており、サイズごとに最適化した立体的なフェイスシルエットを持つことも人気の理由です。

 そして「CE28N-plus」では、近年のスポーツモデルを中心に大型化が目覚ましいキャリパー/ローターサイズに対応すべく、リバースリムではなくノーマルリムとなっている点もこだわりのポイントと言えるでしょう。

「CE28N-plus」はブロンズアルマイトの登場で人気がさらに上昇中!

シビックタイプR(FL5)に装着された18×9.5J +38サイズの「CE28N-plus」ブロンズ(アルマイト)カラー
「ブロンズ(アルマイト)(BR)」の独特な色は酸化アルミニウム被膜によるもの

 そんな「CE28N-plus」には、ダイヤモンドダークガンメタ(MM)とシャイニングブロンズメタル(SZ)のカラーが発売当初に設定されていましたが、2024年9月には往年の人気カラーであるブロンズ(アルマイト)(BR)も追加設定されました。

 このブロンズ(アルマイト)カラーはTE37でもおなじみのRAYSホイールの人気カラーのひとつですが、カラー名称に(アルマイト)とあるように、実は塗装ではなく陽極酸化処理によって表面に酸化アルミニウムの被膜を生成させた独特のカラーなのです。

 そのため、一般的な塗装と比べると非常に薄い酸化被膜を持っているという特徴もあり、軽量が特徴のひとつである「CE28N-plus」にはピッタリのカラーと言えるのではないでしょうか。

通常色の「シャイニングブロンズメタル(SZ)」カラー
通常色の「ダイヤモンドダークガンメタ(MM)」カラー
通常色以外にも多彩なオプションカラーがあり、好みでカスタマイズ可能!

愛車をさらにカッコよくするならまずは足元からキメていこう!

ブロンズアルマイトは通常の塗装よりも軽量!? コンペティションな使い方をするユーザーはグラム単位の重さも気にしたいところだ

 もちろん通常の塗料を使ったカラーでもその差は微々たるものですし、実際に体感できるほどの違いはないかもしれませんが、性能を追求した「CE28N-plus」だけに、カラーも軽量に特化したブロンズ(アルマイト)をチョイスするというのもオーナーのこだわりが出る部分であり、所有欲を満たしてくれるポイントになるのは間違いありません。

 なお、この「CE28N-plus」には、ブロンズ (アルマイト) (BR)、シャイニングブロンズメタル(SZ)、ダイヤモンドダークガンメタ(MM)、という基本カラーの他に、17種類にもなるオプションカラーが設定されています。インチや太さ(J数)、そしてインセットのバリエーションも豊富なので、愛車へのこだわりをホイールがより演出してくれることでしょう。

 RAYS「CE28N-plus」の製品オフィシャルページはこちら 

最大400gの軽量化を実現したニューモデル「CE28N-plus SL」が登場!

シビックタイプR(FL5)に装着された「CE28N-plus SL」。サイズは18×9.5J +37 5H-120だ

 さらに今回、2025年1月に開催された「東京オートサロン2025」で参考出品されていた「CE28N-plus」の軽量モデル「CE28N-plus SL」が正式に発売されました。製品名の語尾にプラスされた「SL」とは「スーパーラップ」の頭文字を取ったもので、より軽量を追求したスペシャルモデルとなります。

「CE28N-plus」よりもさらに大胆な肉抜きが施されたセンター部分。オプションのセンターキャップも装着可能となる

「CE28N-plus」から改良された点は多岐にわたります。まずは「SL」の名に恥じないよう、ホイールのセンター部とリム部のさらなる切削によって最大400gの軽量化を実現。

 ドライバーがステアリングから感じ取る操舵(そうだ)感の良さと剛性感を高めるため、強度と剛性のバランスを確保しつつ再設計されており、「CE28シリーズ」の中でも極限のパフォーマンスを追求したモデルです。

 カラーは「SL」モデルだけに与えられる「プレスドグラファイト(PG)」単色の設定で、「SL」モデルのアイデンティティーにもなっている専用のステッカーも付属します。

 こちらのモデルも「CE28N-plus」と同様に17インチ7Jから18インチ11Jまでの幅広いサイズを設定。ナットホール数やPCDも多く設定されているので、自身の愛車に合う1本がきっと見つかることでしょう。

「東京オートサロン2025」で参考出品されていた「CE28N-plus SL」が販売開始!

【画像】RAYS「 CE28N-plus」の画像をもっと詳しく見る!(28枚)

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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