次の目的地に向けて進むにしたがって積雪が多くなり、路面は本格的な雪道になってきました。かなり雪の深い部分もありましたが、シンクロウェザーは難なく走破していきます。

　路面の上に、氷、次にシャーベット、さらに新雪という、走りながら刻々と状況が変わっていくさまざまな状態が混じった層のエリアもありましたが、そのような場面でも、横滑りやスタックすることなく無事にクリアできました。

　圧雪されていないかなり雪の深いような場所で、停車時からスタートするようなときでも、タイヤが空転することなくしっかりと路面をつかんでくれます。

　これなら、例えばスキーやスノーボードに行った際、ある程度長時間止めたあと駐車場に雪が多く積もった状況でも安心です。先ほどの高速道路での快適性を考えれば、スノーやアイス路面でのこの走破性は驚かされるばかり！

　そんなシンクロウェザーの、オールシーズンタイヤ…というよりも、むしろスタッドレスタイヤレベルの性能の高さに感心しながら進んでいくと、次の目的地が近づいてきました。

　メタセコイア並木周辺は雪や雨もなく、再び乾いたアスファルト路面となっていましたが、ココではシンクロウェザーはスグにアスファルト路面での快適なタイヤへ戻ってくれた印象です。ロードノイズを気にせず、全長約2.4kmにも及ぶメタセコイア並木の景色を心穏やかに楽しむことができました。

　そのあとは、メタセコイア並木の途中にある、ピックランドでジェラートを食べることにしました。

　さまざまな種類があるのですが、今回はマロンジェラートをチョイス。ピックランドで収穫された栗が入っていて、ゴロゴロとした栗の歯ごたえが感じ取れて、素材の味を楽しめる一品となっていました。地元ならではのジェラートを食べたいならば、オススメのメニューです。

　ドライブ当日は新年になったばかりの時期。朝の曇天模様だった天気もドンドンと回復してきたところで、「今日神社に参拝すれば今年がすてきな1年になるのでは？」と、白鬚（しらひげ）神社（滋賀県高島市）へLBXを走らせました。

　琵琶湖のすぐ横にある白鬚神社は、人の営み事や業ごとすべての「導きの神」とされています。湖畔には鳥居がそびえ立っており、幻想的な風景となっています。

　白鬚神社で参拝したあとは、すぐ近くの白ひげそばで昼食をとることにしました。

　名物は「ぶっかけ白ひげそば」。ラー油をかけながら好みの味に調整できます。その他にも近江牛を使ったすき焼きそばなど、魅力的なメニューが盛りだくさんです。

　そして、テラス席では琵琶湖を一望しながら食事をとることができます。運が良く駐車場が空いていれば、愛車を見ながら食事することも可能で、最高のロケーションとなっているのです。