道なき道を時速180kmで走る! 米国伝統のオフロードレースに参戦した 日本人ドライバーとトーヨータイヤのチャレンジとは【PR】
2022年1月に開催された「ダカールラリー2022」では、トヨタ「ランドクルーザー200」で市販車部門優勝を果たしたTLC(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」の三浦昂選手。今年もトーヨータイヤとタッグを組み、さまざまなオフロードレース・イベントに参加するといいます。2022年3月10日から12日に米国・ラスベガスで開催された伝統のレース「The Mint 400」に挑戦しました。
トーヨータイヤ「オープンカントリーM/T-R」での新たなる挑戦
2022年1月に開催された「ダカールラリー2022」において、トヨタ「ランドクルーザー200」で見事に市販車部門9連覇の偉業を成し遂げたのが「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」。そのチームのエースドライバーが、トヨタ車体社員の三浦昂選手です。
そんな、ダカールラリーの興奮も醒めやらぬ2022年3月に、新たなレースにチャレンジしました。
三浦選手が挑んだのは、「The Mint 400(ミント400)」。アメリカ国内でおこなわれるオフロードレースとしては最大級のレースとして知られています。
ミント400の初開催は1968年。途中20年の休止期間があったものの、北米地域で歴史あるレースとしてオフロードレースファンに親しまれてきました。
米国・ネバダ州ラスベガス郊外の砂漠でおこなわれるこのレースは、バギーやオートバイなどさまざまなタイプの車両が出場しますが、大会の華はなんといってもピックアップトラック。
アメリカにとってアイデンティティのひとつにもなっているピックアップトラックは、モータースポーツでも非常に人気が高い。ミント400はそれを特に象徴するイベントになっています。
今回、三浦選手が出場したカテゴリーは「Unlimited Truck SPEC (アンリミテッド・トラック・スペック)」というクラスで、Unlimited Truck(アンリミテッド・トラック)に次いでエキサイティングなカテゴリーです。
エンジン排気量こそ制限がありますが、車体などは上位クラス同様の構造となっています。ちなみに三浦選手が操縦したマシンは、GM製の5.6リッターV8エンジンを搭載しており、530馬力もの大出力を発生します。
このパワーを後輪駆動(FR)で路面に伝えるのですが、今回も三浦選手をサポートしたのはトーヨータイヤ「オープンカントリーM/T-R」。
ダカールラリー2022に引き続き、三浦選手の相棒となるタイヤですが、今回のタイヤはダカールラリーの時にランドクルーザー200に履かせたものとは性格が異なります。
タイヤの名前こそ同じですが、今回のオープンカントリーM/T-Rは、BAJA1000(バハ1000)に代表されるSCOREシリーズに出場するマシンのために開発された北米レース専用仕様。直径が40インチという超大径サイズもさることながら、剛性や耐外傷性などの点でダカールラリーモデルとは違う方向性となっています。