1台分で純正タイヤ1本分の価格!?「ダヴァンティ プロトゥーラスポーツ」を460馬力越えのスポーツカーに装着して検証してみた【PR】
走り出してすぐわかる!スムーズさと快適性を実感
一般道を普通に走ってすぐに感じるのは、走りがスムーズであることです。
スポーツタイヤにもかかわらず転がり抵抗が小さくて、アクセルを軽く踏み増すとスッと抵抗感なく前に進み、オフにしたときにはスーッと転がっていきます。筆者は履き替える前のことは知りませんが、このコルベットを日常的に乗っているオーナー氏いわく、交換した直後にそのことを直感したと述べていました。
さらには、スポーツタイヤではなにかと気になることの多いノイズや乗り心地についてもなんら不満を感じることはありません。
高速道路を巡行したり、路面の荒れたところを走ってもあまり騒々しさを感じることもなければ、しっかりとした剛性を感じる中にも絶妙なしなやかさがあって乗り心地が悪くありません。HPにも記されていたとおり、スポーツタイヤなのに快適性が高いことが印象的でした。
肝心のスポーツ性能もばっちり!466馬力のスポーツカーでも全く問題なし
そして肝心のスポーツ性能はどうなのかが気になるところですが、そちらも期待どおり! 一般道だけでなく高速道路やワインディングも走って、途中おまけに雨まで降ってきたりしたのですが、どんな状況でもそつなく、期待以上の性能で走れてしまうことにも感心しました。
今回コルベットに履かせたのにも理由があります。何せ466馬力を発生するFRのアメリカンリアルスポーツ。かなり尖ったクルマであることはいうまでもないわけですが、そんなコルベットでも不満なく走れるレベルであるとすれば、他の大概のスポーツカーでは全く問題ないだろうという理由からです。
筆者はスポーツタイヤにとって大事なのは、グリップ感と剛性感と応答性だと考えています。高速道路でレーンチェンジをする際や、ワインディングでターンインする際に、ステアリング操作に対していかに応答遅れなく正確に反応してくれるか。
とくにそこが重要だと思っているのですが、プロトゥーラスポーツなら不満は全くありません。性能の高さを誇示するためか、そこの性能が過敏なタイヤも見受けられるのですが、プロトゥーラスポーツはほどよい味付けで乗りやすいところも好印象。これは、しっかりとセンターに通った大きなリブが効いているに違いありません。
強い横Gがかかるような攻めた走り方を試してみても、ぜんぜん腰砕けになったり横に逃げたりすることもありません。そこはスポーツタイヤとしての面目躍如で、安心して踏んでいけます。スポーツカーは足まわりが強化されているケースが多く、そうなるとタイヤに負荷が集中してしまいます。ヤワなタイヤだと負けてしまうところですが、プロトゥーラスポーツその点も問題ありません。
さらに感心したのがウェットグリップの高さです。はからずもながな、途中でかなり激しい雨に見舞われたおかげで、濡れた路面に強いこともしっかり確認することができました。
たしかにトレッドパターンを見ても、排水性のことをかなり重視して設計されていそうな印象を受けたのですが、まさしくそのとおりでした。
リーズナブルでバランスに優れたタイヤ、それが「プロトゥーラスポーツ」
どんなにクルマが優れていても、最終的に路面と接しているのはタイヤなので、タイヤの性能次第で走りも変わります。とくに走りが命のスポーツカーはなおのことです。
そしてタイヤの性能というのは、あちらを立てればこちらが立たずという、いわゆるトレードオフの関係になっている要素が多く、グリップを上げるとそれにつられて上がる性能がある半面、落ちる要素も多々あります。
その点プロトゥーラスポーツは、ドライグリップとウェットグリップのどちらもほどよく持ち合わせている上に、先にお伝えしたとおりハンドリングや乗り心地のバランスもよいことを、こうして走ってみて実感した次第です。
むろん、もっと速く走れるタイヤやネームバリューのあるタイヤもありますが、プロトゥーラスポーツはいろいろな要素をまんべんなく、そしてバランス良く持ち合わせているところが美点です。
さあ、いかがでしょう? プロトゥーラスポーツは、あなたが求めているタイヤだったでしょうか? そして前述の通り、価格が本当に驚くほどリーズナブルなんですよ!どれほど安いかは、ぜひオートウェイのHPにアクセスして、ご自身の目で確かめてみてください!