「スタック車両が発生し渋滞が起きました!」各地で続出! やっぱり「ノーマルタイヤ走行」で“立ち往生”… “準備不足”の車両走行で「警察に通報」も 大雪予報で注意が必要に

長野県や石川県で2025年12月26日、車両のスタックが多発しました。

急な積雪でスタック続出

 2025年12月26日は、西高東低の冬型の気圧配置が強まった影響で、日本海側を中心に大雪となっています。

 そうしたなか、長野県や石川県などでスタック車両が相次いで発生しています。

国道8号で起きたスタックの様子(画像:国土交通省 金沢河川国道事務所 道路情報室より)
国道8号で起きたスタックの様子(画像:国土交通省 金沢河川国道事務所 道路情報室より)

 26日は日本列島の上空に今シーズン最強となる寒気が流れ込み、日本海側を中心に広い範囲で降雪となっています。近畿北部や山陰地方、北陸地方などで積雪が急増するおそれもあり、警戒が必要です。

 こうしたことから、25日にはNEXCOをはじめ、各道路管理者や国土交通省の各国道事務所などが、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を呼びかけるとともに、不要不急の外出は控えるように促しています。

 26日には山陰地方の一部高速道路で、立ち往生による大規模滞留を防ぐために事前に高速道路を通行止めとする「予防的通行止め」の措置が取られています。

 いっぽう、一般道では山間部の主要国道などで、スタック車両が続出しています。

 長野県上田建設事務所の公式SNSは26日8時半ころ、国道254号の三才山トンネル付近でスタックが発生したと報告。10時にスタック車両の処理が完了しましたが、迂回が必要となりました。

 また同時刻には国土交通省 金沢河川国道事務所 道路情報室の公式SNSが、国道8号の石川県加賀市の福井県との県境付近でスタック車両が発生したと報告。添付された道路カメラ画像には大型除雪車によるスタック車両の処理と、渋滞の様子が写っています。

 長野県大町建設事務所の公式SNSも同日9時半ころ、県道31号長野大町線の大町市美麻付近でスタックが発生し、渋滞が発生していると報告。道路カメラの画像も添付しており、多数のクルマが停止している様子がわかります。

 同事務所は11時に新しい投稿を行っており、スタックの解消とともに、事故現場の写真を添付。ライトバンとミニバンが正面衝突したようです。

 いずれのスタック事案ともに、当該車両が履いていたタイヤがノーマルタイヤだったのかは不明です。

 なお、大雪は27日にかけて予想されており、太平洋側にも雪雲が流れ込めば東北地方の太平洋側や関東北部、長野県でも大雪となる可能性があると予想されています。

 クルマで外出する際は、原則的に冬用タイヤの装着とタイヤチェーンを携行するとともに、最新の気象予報や道路交通情報の確認が必要です。

※ ※ ※
(12月26日 13時20分追記)

 山形県でもスタックが発生しました。山形河川国道事務所によれば、国道112号の西川町でスタックが発生。こちらはノーマルタイヤだったようで、同事務所は「ノーマルタイヤでの冬道走行は違反です
違反が確認された場合、関係各署への通報を行います」と、準備不足による悪質なスタックについては警察への通報も辞さない姿勢です。

【画像】「ええぇぇ…」 これが「スタック現場」です 画像で見る

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