スズキ新型「コンパクトSUV」まもなく発売! 全長4.2mの“扱いやすいサイズ”×ジムニーの血統宿る“スゴい4WD”搭載! 高級インテリアも注目の新型「eビターラ」とは!
スズキのコンパクトSUV「eビターラ」がまもなく発売されます。日本仕様では4WDも搭載される同車ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
新型「eビターラ」まもなく発売
スズキはブランド初となる量産バッテリーEV「新型e VITARA(イー ビターラ)」を2026年1月16日に発売します。
スズキの電動化戦略において重要な役割を担う新型eビターラとはどのようなモデルなのでしょうか。

開発コンセプトに掲げられたのは「Emotional Versatile Cruiser(エモーショナル・バーサタイル・クルーザー)」。
全長4275mm×全幅1800mm×全高1640mmという日本の道路でも扱いやすいボディサイズに、EVらしい先進性とSUVの多機能性を融合させました。
「High-Tech & Adventure」をテーマにしたエクステリアは、3点ライン発光の「3ポイントマトリックスシグネチャーランプ」や空力と軽量化を両立した18インチホイールにより、一目でスズキのEVと分かる力強い佇まいを実現しています。
インテリアもSUVらしい力強さと上質さが表現されており、ブラウンを配したインパネやドアガーニッシュ、先進的な「インテグレートディスプレイ」、新デザインの異形ステアリングなどがモダンな空間を演出。
フローティングセンターコンソールによる機能的な収納や、アンビエントライトによる高い質感も魅力です。
走行性能の核となるのは、ジムニーをはじめとする数々の名車で培われたスズキの四輪駆動技術を、EVへと昇華させた電動4WDシステム「ALLGRIP-e(オールグリップe)」です。
これは前後に独立した2つのeアクスルモーターを配置したもので、緻密な動力配分制御によって「走る・曲がる・止まる」を高次元で提供します。
このシステムには2つのモードが用意されており、「オートモード」では路面状況に応じて各制御を最適化し、優れた操縦安定性を発揮。一方、タイヤが浮くような荒れた路面に対応する「トレイルモード」では、空転したタイヤにブレーキをかけ、反対側のタイヤに駆動トルクを配分することでスムーズな脱出を可能にしました。
さらに、4WDモデルの登坂性能は2WDの約1.4倍に達し、悪路走破性のみならず、0-100km/h加速7.4秒というパワフルな走りも兼ね備えています
これらを支えるのがEV専用プラットフォーム「HEARTECT-e(ハーテクトe)」です。高ハイテン材の使用率を従来の約2倍に高めることで軽量化と高剛性を両立しました。
また、EVが不得手とする寒冷地対策も万全で、ヒートポンプシステムやバッテリーウォーマー、さらには充電性能を確保するための「バッテリー昇温機能」を採用。外気温0度における航続距離の悪化をエコモード時で約10%に抑えるなど、実用性において徹底した配慮がなされています。
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新型イービターラは、デザイン、性能、そしてスズキが培ってきた4WD技術の信頼性を備え、日本のEV市場に新たな風を吹き込む一台となるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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