“新車88万円”で3人乗れる! “軽より小さい”「超“便利モデル”」公開! 車検も不要&AT限定免許で運転できる! “生活の足”にちょうど良いダイゾー「NEO-Light」とは
大阪モーターショー2025では、未来の移動手段を提案する多彩なモデルが披露されました。なかでも来場者の視線を集めたのが、ダイゾーの小型EV「NEO-Light」です。
愛嬌あるデザインの三輪EV「NEO-Light」
2025年12月5日から7日まで、大阪市住之江区のインテックス大阪で「Japan Mobility Show Kansai 2025 第13回大阪モーターショー」が開催されました。
未来のモビリティを体感できる場として多くの来場者で賑わった会場のなかでも、ダイゾーが披露した小型EVトライク「NEO-Light」にはひときわ大きな関心が寄せられました。どのようなモデルなのでしょうか。

1936年創業のダイゾーは、造船業から始まり、エアゾール製品や特殊潤滑剤などへ事業を広げてきた老舗メーカー。
近年は小型EV「e-NEO」シリーズを展開し、そのラインナップのひとつが3人乗りEV三輪トライク「NEO-Light」です。
親しみやすいデザインと日常使いに十分な性能を備え、シリーズのなかでも注目を集めています。車両について、担当者は以下のように話します。
「NEO-Lightは、開口部が広くて愛嬌のあるかわいらしい顔が特徴の三輪EVです。
モーターは2000Wを搭載し、街乗りや日常使いに十分な性能を備えています」
ボディサイズは全長2160mm×全幅1050mm×全高1570mmとコンパクトで、普通免許で運転可能。車検や車庫証明も不要です。
カラーはパウダーアイボリー、レモンイエロー、ライトグリーン、ミストブルー、ホワイトの5色を展開し、街中でも映える存在感を放ちます。
内装は中央に運転席、その後ろに2人掛けシートを配置するレイアウトで、操作系はバイクのような横ハンドルを採用。バック時にはディスプレイが自動でバックモニターに切り替わり、使い勝手の良さを感じさせます。
装備面では、ハンドル左右のポケットや後部座席のユーティリティネットなど収納も工夫され、USBポートも標準装備。雨天時に下ろせる専用レインガードやヒルホールドコントロールなど、日常使いに便利な機能も整っています。
走行性能は2000Wモーターとリチウムイオン電池を搭載し、最高速度は約50km/h、航続距離は最大100kmと街乗りに十分なスペックです。
充電は家庭用100V・200Vに対応し、付属ケーブルでコンセントに接続可能です。
価格(税込)は88万円からとなっており、暮らしの足として導入しやすい点もNEO-Lightの魅力です。
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反響について前出の担当者は以下のように話します。
「現在、リゾート地でのレンタル導入に向けても動いており、観光地での新しい移動手段として活躍できると考えています。
一方で個人ユースも多く、お子さんの送り迎えやご主人の通勤、ちょっとした買い物など、生活の足として選んでいただいています」
会場ではNEO-Lightの前に人だかりができ、後席の広さを確かめる家族連れや、ハンドル周りを細かくチェックする来場者の姿が目立ちました。
NEO-Lightは、都市部の短距離移動や観光地での新しい足として注目を浴びています。大阪モーターショーでの展示をきっかけに、今後の展開にも期待が高まります。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。







































