トヨタ新型「セダン」登場! 最新サメ顔×美麗クーペボディがイイ! スゴイ「機能」&広びろ内装採用した「bZ7」中国でお披露目
トヨタと中国広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は2025年11月25日、新型「bZ7」を発表しました。いったいどのようなクルマなのでしょうか。
トヨタの新型セダン!
トヨタと中国広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は2025年11月25日、セダンタイプの新型バッテリー電気自動車(BEV)「bZ7」を発表しました。
bZ7は、広州汽車集団有限公司(GAC)、広汽トヨタ自動車有限会社(GTMC)、トヨタ知能電動車研究開発センター有限会社(IEM by TOYOTA)が共同で開発したセダンタイプのBEVです。

ボディサイズは全長5130mm×全幅1965mm×全高1506mm、ホイールベース3060mm。フラッグシップにふさわしい堂々としたサイズ感ながら、ルーフ後方をクーペのように傾斜させたファストバックスタイルにしたことにより、伸びやかでスポーティな雰囲気を醸し出しています。
ルーフ前端部にはレーザー光を用いて高精度な三次元測定を行うLiDAR(Light Detection And Ranging=ライダー)が搭載されています。LiDARは、周囲の状況をより正確に把握するための中核技術で、高度な運転支援や将来的な自動運転の実現を支える役割を担います。
さらに中国の自動運転技術企業であるMomenta社のインテリジェント運転支援システムが採用されており、LiDARや各種センサーから得られる情報を統合することで、都市部の複雑な交通環境にも対応した高度な運転支援を実現します。
インテリアは、中国市場で重視される後席の快適性を徹底的に追求した設計が特徴です。助手席にはオットマンを備え、全席にシートヒーターとリクライニング機能を設定。
ワイヤレス充電器は前席に加えて後席にも用意され、ショーファーカー的な使い方も想定した装備内容となっています。オーディオシステムには7.1.2chのサラウンドスピーカーを採用し、車内でのエンターテインメント性を高めています。
ボディカラーは全7色、インテリアカラーは全3色を設定します。上質感と先進性を両立させた色使いとすることで、フラッグシップBEVにふさわしい世界観を演出しています。
中国市場ではBEVの高級化・知能化が急速に進んでおり、bZ7はそうした潮流に対応するモデルとして投入されます。価格は未定ですが、広汽トヨタにとって、単なる新型BEVという枠を超え、今後の電動車戦略を象徴する存在となりそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。
























































