日産が新「“8人乗り”SUV」発表! カクカクの「直線的デザイン」採用でカッコイイ! めちゃ使える「3列シート」&「透けるボンネット機能」搭載! 全長5mの「新パスファインダー」米国モデルとは!
2025年12月22日、日産の北米法人は3列シートSUV「パスファインダー」の2026年モデルを発表しました。
日産が新「"8人乗り"SUV」発表!
日産の北米法人は2025年12月22日、現地で生産している主力3列シートSUV「パスファインダー」の2026年モデルを発表しました。
同車は、2026年初頭より全米のディーラーにて販売が開始される予定です。

パスファインダーは1986年の初代登場以来、日産のSUVラインナップの中核を担う重要戦略車で、2004年からは米国で生産が行われています。
今回発表された2026年モデルでは、エクステリアデザインの刷新をはじめ、インフォテインメントシステムの標準化、先進的なカメラ技術の導入、そしてオフロードグレードの機能強化などが施され、商品力の底上げが図られています。
ボディサイズは全長5020mm×全幅1978mm×全高1800mm、ホイールベースは2900mmと大柄な車体が特徴で、大人7人から8人が快適に乗車することが可能です。
エクステリアにおいては、フロントおよびリアバンパー周辺のデザインが一新され、シンプルで直線的な造形を採用。より洗練された力強い印象を強調します。
車体にはサテン仕上げのエクステリアバッジが新たに採用されたほか、ボディカラーには新色として、深みのある「バルティック・ティール」が追加されました。
インテリアに目を向けると、広々とした3列シートのキャビン空間はそのままに、ダッシュボードのデザインを刷新。助手席側のダッシュボードに「PATHFINDER」の文字がエンボス加工で刻印され、アイデンティティを主張しています。
また、最上級グレードとなる「プラチナ」では、専用デザインの20インチアルミホイールに加え、新しいパターンのキルティングシートや木目調トリムも採用。フラッグシップに相応しい高級感の演出が徹底されています。
機能面におけるトピックは、デジタル技術とコネクティビティの大幅な強化です。
この2026年モデルでは、従来は一部グレードに限られていた12.3インチの大型タッチスクリーン・インフォテインメントシステムが全グレードで標準装備となりました。
またこれに伴い、「Apple CarPlay」および「Android Auto」のワイヤレス接続機能も全車標準化され、ケーブルを介さずにスマートフォンの機能を車載画面で利用できるなど快適性が高められています。
運転支援システムにおいては、車両周囲の状況を把握するカメラ機能に革新的技術「インビジブルフードビュー」を導入。
これはフロントカメラの映像処理によって、あたかもボンネットやエンジンルームが透明になったかのような仮想の視界をディスプレイに表示する機能です。
ドライバーは前輪付近の路面状況や障害物を直接確認することが可能となるので、狭い場所での取り回しやオフロード走行時の安心感が飛躍的に向上します。
また、車両の前方と側面を180度の広視野角で捉える「フロントワイドビュー」もあわせて採用されており、交差点や見通しの悪い場所での安全確認をサポートします。
パワートレインは、3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力284馬力・最大トルク351Nmを発揮。9速ATを組み合わせて、力強い加速と優れた巡航性能を実現しています。
また、近年のアウトドアブームを受けて設定されたオフロード特化グレード「ロッククリーク」も機能強化が図られました。
オフロード専用チューニングが施されたサスペンションやオールテレーンタイヤ、専用のフロントバンパーとグリル、チューブラールーフラックといったタフな装備はそのままに、2026年モデルでは新たに「プレミアムパッケージ」を設定。
これはパノラマムーンルーフやワイヤレススマートフォン充電、カーゴエリアの12V電源コンセント、ヒーター付きステアリングホイールといった快適装備が追加されるというもので、荒地での走破性と移動時の快適性を高次元で両立させる、魅力的なパッケージとなります。
さらにインテリアには専用のレザーレットシートとラバレッド(溶岩のような赤色)のステッチが施され、アクティブな世界観を表現しています。
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この新しいパスファインダーの車両価格は、3万7500ドル~5万1400ドルに設定されており、日本円に換算すると約587万円から805万円となります。
Writer: くるまのニュース編集部
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