トヨタ斬新「“6人乗り”SUVミニバン」に反響殺到!「キャンプやアウトドアに大活躍!」「こんなミニバン最高じゃん」の声も! にガバッと開く「“観音開き”スライドドア」採用! 超タフ車「クロスバンギア」が凄い!

盛況のうちに幕を閉じた「ジャパンモビリティショー2025」ですが、一部の自動車ファンの間では、とあるモデルが「不在」だという話題も上がりました。一体どういうことでしょうか。

トヨタ斬新「“6人乗り”SUVミニバン」に反響殺到!

 2025年10月から11月にかけて開催され、盛況のうちに幕を閉じた「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」。

 数多くの未来的なモビリティや最新のコンセプトカーなどが披露され脚光を浴びた一方で、一部の自動車ファンの間では、とあるモデルが「不在」だという話題も上がりました。

トヨタ斬新「“6人乗り”SUVミニバン」に反響殺到!(※画像はトヨタ車体公式動画より)
トヨタ斬新「“6人乗り”SUVミニバン」に反響殺到!(※画像はトヨタ車体公式動画より)

 それが、前回の「JMS2023」においてトヨタ車体が世界初公開し、会場の話題を独占したクロスオーバーミニバン、「クロスバンギア」コンセプトです。

 公開から約2年が経過し、ネット上では「いよいよ市販化か?」という噂も飛び交っていましたが、今回のJMS2025において具体的な続報はなく、その沈黙がかえってファンの渇望感を煽る結果となっています。

 クロスバンギアは、「アルファード」などの生産を手掛けるトヨタ車体が「多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人生を楽しむ次世代のキャブワゴン」をテーマに開発した意欲作です。

 その最大の特徴は、ミニバンの居住性とSUVのタフな走破性を融合させた点にあります。

 ボディサイズは全長4695mm×全幅1820mm×全高1855mmと、日本の道路環境でも扱いやすい堂々たるプロポーションを実現。

 エクステリアは角張った箱型を基調とし、バンパーやフェンダーにマットブラックの樹脂パーツを配することで、泥や砂埃が似合うツールボックスのような堅牢さを表現しています。

 またデザインだけでなく、機能面における革新性も支持される理由です。

 特筆すべきは、前後ドアを「観音開きのスライドドア」とし、独自の開閉機構を搭載したことでしょう。

 これはレールが見えないタイプのスライド式ドアで、さらにボディ剛性の確保が難しいとされる「Bピラーレス構造」を採用。

 広大な大開口部を実現したことで、自転車やキャンプ用品といった大型アイテムをスムーズに積み下ろしすることが可能になりました。

 インテリアも「移動するリビング」をテーマにデザインされ、助手席回転機能などを備えるほか、シーンに合わせて6つのパターンにシートアレンジが可能という、アウトドアユーザーの理想を具現化した使い勝手を誇ります。

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 このように「ありそうでなかった」コンセプトで開発されたクロスバンギアに対し、発表から2年が経過した現在でも、SNSやネット掲示板などでは、様々な反響が見られます。

「デザインも機能もドストライク」「発売されたら仕事中でもディーラーに駆け込む」といった熱烈なラブコールが投稿され、その勢いは収まる様子がありません。

 中でも印象的なのが、「早く発売してくれないと、我慢できずに三菱の『デリカD:5』を買っちゃうよトヨタさん!」という切実な声です。

 現在、悪路走破性とスライドドアを両立したミニバン市場はデリカD:5の独壇場となっており、クロスバンギアはその牙城を崩せる唯一の存在として期待されています。

 残念ながら今回のJMS2025でのサプライズ発表は叶いませんでしたが、市場の潜在ニーズを的確に捉えたこのモデルが、単なるショーカーで終わるとは考えにくいのも事実。

 トヨタ車体が提示した「SUV×ミニバン」という最適解の市販モデルが、いつの日かアンベールされることを信じて、多くのファンは愛車選びに悩み、時には保留しながら、その動向を注視し続けています。

【画像】超カッコイイ! これがトヨタ斬新「SUVミニバン」です!(24枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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