ホンダ「新ステップワゴン」発表に“賛否両論”の反響殺到!「デッッッカ!!」「アルファードにも見劣りしない…」の声! 一方で「わくわくゲート復活」待望論も! 超レトロな“初代ロゴ復刻”の「特別仕様ミニバン」登場!

2025年12月19日、ホンダは「ステップワゴン」にデビュー30周年を記念する「特別仕様車」を設定し発売しました。これについて、SNSなどでは早くもさまざまな反響が見られます。

ホンダ「新ステップワゴン」発表に“賛否両論”の反響殺到!

 ホンダは2025年12月19日、3列シートミニバン「ステップワゴン」に、デビュー30周年を記念した特別仕様車「e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車」および「e:HEV SPADA 30周年特別仕様車」を設定し、販売をスタートしたと発表しました。

 これについて、SNSやネット掲示板などでは早速さまざまな反響が見られます。

ホンダ「新ステップワゴン」発表に“賛否両論”の反響殺到!
ホンダ「新ステップワゴン」発表に“賛否両論”の反響殺到!

 日本のファミリーカーの代名詞とも言えるステップワゴンが最初に登場したのは1996年5月のこと。

 FF(前輪駆動)乗用車のプラットフォームを用いることで、床の低さと広大な室内空間、そして乗用車ライクな運転感覚を実現し、市場に新たなライフスタイルを提案しました。

 今回発表された特別仕様車は、そんな初代モデル登場から来年2026年5月で30周年を迎える歴史への敬意と、これからの進化を象徴するモデルとして企画されたモデルです。

 ベースとなっている現行型ステップワゴンは、2022年5月にフルモデルチェンジを受けた6代目モデル。

 その外観は、キャラクターラインを多用したオラオラ系のデザインが主流となるミニバン界において、あえて初代や2代目を彷彿とさせる直線基調のスクエアなフォルムへと回帰しました。

 ボディサイズは全長4800mm×全幅1750mm×全高1840mmと堂々たる車格で、かつての5ナンバーサイズ枠を超え、全車3ナンバー専用ボディです。

 シンプルでクリーンな「AIR(エアー)」と、力強さと品格を重視した「SPADA(スパーダ)」という2タイプを用意し、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択肢を提供しています。

 インテリアは、「家族のための大空間」という歴代モデルの価値をさらに進化させ、国内ホンダ車史上最大となる室内空間を実現。

 水平基調のノイズレスなデザインは、ドライバーの車両感覚を掴みやすくするだけでなく、乗員の視界を安定させることで乗り物酔いを起こしにくくする効果も狙った、優しい設計です。

 そして今回発売された30周年特別仕様車は、主力であるハイブリッドモデル「e:HEV」に設定されました。

 最大の特徴は、30年の歴史を感じさせる専用のディテールと、実用性を高める上級装備の追加です。

 エクステリアとインテリアには、初代ステップワゴンのロゴデザインをモチーフにした「30周年専用エンブレム」や、シートに縫い付けられた「専用タグ」が採用。

 機能面では、2列目シートヒーターに加え、駐車時や狭い道でのすれ違いを支援する「マルチビューカメラシステム」、後退時の安心感を高める「後退出庫サポート」、夜間の視認性を向上させる「アダプティブドライビングビーム」、「LEDルームランプ」といった、上級グレードに相応しい快適・安全装備が標準で装着されています。

 車両価格(消費税込)は、e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車が409万8600円で、e:HEV SPADA 30周年特別仕様車が415万9100円という設定です。

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 このアニバーサリーモデルの登場に対し、SNSやネット掲示板などでは早速多くの反響が寄せられています。

 まず、現行モデルのデザインやパッケージングについては、「見た目がスッキリしていて好き」「アルファードやエルグランドと並べても見劣りしない立派な車格になった」「3列目シートの作りがまともで、加速性能や燃費も優秀」といった、クルマとしての基本性能の高さを評価する声が聞かれます。

 また、充実した装備内容に対しては、「これは買いだ!」「30周年記念車を見て欲しいと思った」と早くも購入意欲を示すユーザーも存在します。

 一方で、車両価格については複雑な心境を吐露する声も少なくありません。

「物価が上がっているから仕方ないが、初代の頃と比べて倍の値段になった」「特別仕様車の価格が初代の2倍というのは笑えない」「給料はそんなに上がっていないからとても買えない」といった、車両価格の高騰に対する切実なコメントが散見されます。

 かつては若者の遊び道具としても手の届きやすかったステップワゴンが、今や400万円オーバーの高級ミニバンへと成長したことへの隔世の感があるようです。

 また、機能面に関する要望として根強く見られるのが、先代(5代目)モデルに採用されていたユニークなテールゲート「わくわくゲート」の復活を望む声で、「わくわくゲートに戻してほしい…」「AIRだけでもいいから設定してほしかった」「『セレナ』の上下分割で開くガラスハッチよりも、わくわくゲートの方が使いやすかった」といった熱烈なラブコールが止みません。

 縦にも横にも開くことができる画期的な機構は、狭い駐車場での荷物の出し入れや、3列目シートへの乗り込みにも非常に便利でしたが、現行型では廃止されています。

 そのほか、「全長4.8mはデカイな~」といったサイズに関する声や、「4WDのハイブリッドを出してほしい」という、現状ではガソリン車のみに設定されている4WD機構をハイブリッドにも展開してほしいという切実な要望も上がっています。

 このように、30周年という節目を迎え、成熟した完成度と充実の装備で魅力を高めたステップワゴンは、様々な要素からファンの間で議論を呼んでいます。

 それでも、このクルマが日本のミニバン市場において欠かせない存在であり続けていることは、こうした熱のこもった反響の多さが何より証明していると言えるでしょう。

【画像】超カッコいい! これが“賛否両論”のホンダ「新ステップワゴン」です!(64枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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