新車250万円! ダイハツ新型SUV「トラズ」初公開! 小型SUV「ロッキー」より大きな“全長4.3m”! 日本の道路事情に“ちょうどいい”サイズの新「本格“5人乗りSUV”」マレーシアで爆誕!
2025年12月17日、ダイハツのマレーシアにおける現地合弁会社「プロドゥア」は、新型コンパクトSUV「TRAZ(トラズ)」の発売を発表しました。
新車250万円! ダイハツ新型SUV「トラズ」初公開!
2025年12月17日、ダイハツのマレーシアにおける現地合弁会社「プロドゥア」は、新型コンパクトSUV「TRAZ(トラズ)」の販売をスタートしたと発表しました。
同車は、日本で人気のコンパクトSUV「ロッキー」の兄貴分とも言えるBセグメントサイズの5人乗りSUVで、ダイハツの新世代の設計思想「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」をフル活用して開発された意欲作です。

新型トラズは、マレーシア市場で2021年に発売した「アティバ(日本名:ロッキー)」、2022年のMPV「アルザ」、2023年の小型車「アジア」に続く、DNGAにおける第4弾のモデル。
19年連続で国内販売シェアトップを独走するプロドゥアが、過去最高となる販売台数をさらに更新すべく投入した、まさに本気の戦略車と言えます。
ボディサイズは、全長4310mm×全幅1770mm×全高1655mm。
これは日本仕様のロッキー(全長3995mm×全幅1695mm×1620mm)と比較すると、全長で約300mm長く、全幅は75mmワイドな堂々たる車体です。
また日本市場で人気を博しているホンダ「WR-V」やトヨタ「ヤリスクロス」とも真っ向から競合するサイズ感であり、日本の道路事情でも持て余すことのない、まさにど真ん中の「ちょうどいい」パッケージング。
プラットフォームには、3列シートMPVであるアルザと共通した「DNGA Bセグメント用プラットフォーム」を採用することで、大人5人がゆったりと過ごせる広大な室内空間を確保。
大きな荷物も飲み込むラゲッジスペースにくわえて、高いボディ剛性による優れた静粛性と快適な乗り心地を実現しています。
エクステリアは、「Energetic & Fusion」をコンセプトにデザインされた、ダイハツ独自のスポーティなスタイル。
フロントマスクは力強く張り出したフェンダーと鋭いヘッドライトが組み合わされ、SUVらしいタフさと都会的な洗練を融合させました。
パワートレインには、信頼性と燃費性能に定評のある1.5リッター自然吸気エンジン(2NR-VE)を搭載。
トランスミッションにはベルトとギアを併用するD-CVTが組み合わせ、発進時の力強い加速と高速巡航時の燃費性能を両立します。
駆動方式はFF(前輪駆動)のみの設定ですが、最低地上高を十分に確保したSUVスタイルにより、多少の悪路や冠水路でも安心感を持って走行できる点は、現地のユーザーにとって大きなメリットとなるでしょう。
そして何より衝撃的なのが価格設定で、発表されたプライスは7万6100リンギットから8万2000リンギット。
これは日本円に換算すると、およそ250万円から270万円程度(2025年12月時点のレート換算)となり、Bセグメントの本格SUVでありながら、ダイハツらしい「コストパフォーマンス」を実現しています。
現在のところ日本導入のアナウンスはありませんが、過去には海外専売だったモデルが日本で発売されヒットした例もあるだけに、いつか日本の道をトラズが走る日が来る可能性も完全には否定できません。
Writer: くるまのニュース編集部
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