新「“超本格”SUV」発表! ド迫力「カクカクボディ」に“マットカラー×ハシゴ”採用! 580馬力超え「V8搭載」のメルセデスAMG「G63 オフロード プロ エディション」発売!

メルセデス・ベンツ日本は、最高級クロスカントリービークル「Gクラス」のハイパフォーマンスモデル「メルセデスAMG G 63」に、特別なオフロード装備を施した限定車を設定しました。最強のパフォーマンスを誇るこのモデルは、どのような特徴を持っているのでしょうか。

伝統と最強のパワーを兼ね備えた「Gクラス」の頂点

 メルセデス・ベンツ日本は2025年12月4日、高級クロカンSUV「Gクラス」のハイパフォーマンスモデル「メルセデスAMG G 63」に、特別なオフロード装備を施した限定車「メルセデスAMG G 63 オフロードプロエディション(ISG)」を発表し、同日より発売しました。

メルセデスAMG「G 63オフロードプロエディション」
メルセデスAMG「G 63オフロードプロエディション」

 メルセデス・ベンツのGクラスは、NATO軍用車両「ゲレンデヴァーゲン」をルーツに持ち、1979年のデビュー以来、基本的なスタイリングと堅牢なラダーフレーム構造を維持しながら進化を続けてきた本格オフローダーです。

 現行モデルは2018年にフレームから刷新された世代で、2024年7月のマイナーチェンジにより、MBUXの初採用や全モデルのISG(マイルドハイブリッド)化など、デジタルと電動化の大幅な進化を遂げました。

 中でもメルセデスAMG G 63は、メルセデスAMG社が手掛けるトップパフォーマンスモデルです。

 最高出力585馬力を誇る4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、専用の縦格子グリルやサイド出しマフラーを備えた、シリーズ最強の存在として君臨しています。

 今回発売されたメルセデスAMG G 63 オフロードプロエディション(ISG)は、このG 63をベースに、さらなるオフロード性能とタフなスタイリングを追求した特別仕様車です。

 最大の特徴は、G 63として日本初採用となる「AMGオフロードパッケージプロ」による専用装備です。

 ルーフにはブラックカラーが存在感を放つ“プロフェッショナルルーフラゲッジ”とリアパネルへ伸びるラダーを装備。

 さらにリアゲートには、通常のタイヤカバーではなく、タイヤ中央のみを固定してトレッドパターンを剥き出しにする“プロフェッショナルスペアタイヤホルダー”を採用し、究極のオフローダーとしての無骨なキャラクターを強調しています。

 ボディカラーには、本モデル限定となるマットペイント(艶消し)2色をラインアップしました。

 深みのある「マヌファクトゥーア・ダークオリーブマグノ」と、金属的な輝きの「マヌファクトゥーア・プラチナムマグノ」が設定され、それぞれ75台ずつ、合計150台が用意されます。

 足元には、こちらも本モデル限定となるマットブラック仕上げの「20インチAMG 5ツインスポークアルミホイール」を装着。

 さらに、エンブレム類やバンパー、ランニングボードなどをブラックで統一する「AMGエクステリアナイトパッケージII」やブラックのブレーキキャリパーを採用し、エクステリア全体を力強く引き締めています。

 インテリアも、外装色に合わせた特別な仕立てとなっています。ダークオリーブマグノの車両には「カタラーナベージュ/ブラック」、プラチナムマグノの車両には「チタニウムグレー/ブラック」のナッパレザーシートを採用。

 トリムには「マヌファクトゥーア・オープンポアブラックアッシュウッド」を配し、ダッシュボードやルーフハンドルにもナッパレザーをおごっています。

 そして特筆すべきは、ラゲッジスペースの床面に採用された「マヌファクトゥーア・チェリーウッドラゲッジフロア」です。

 ヨットのデッキを思わせるウッド張りのフロアが、タフな外観とは対照的な上質で温かみのある世界観を演出しています。

 パワートレインはベース車同様、4.0リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。

 最高出力585馬力・最大トルク850Nmという圧倒的なパワーに加え、モーターによるアシストで0-100km/h加速4.4秒というスーパーカー並みのパフォーマンスを発揮します。

 価格(消費税込)は3445万円、販売台数は150台で、2025年12月4日から注文受付が開始されています。

※ ※ ※

 Gクラスの中でも特に人気の高いAMG G 63に、プロ仕様のヘビーデューティーな装備と、マットカラーやウッドフロアといった贅沢な仕様を組み合わせたこの限定車。

 街乗りでも圧倒的な存在感を放ちつつ、本来のオフローダーとしての機能美も極めた”究極のG”として、富裕層や愛好家から熱い視線を集めそうです。

 限定150台という希少性もあり、早期の完売が予想されます。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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