「すごい石…」 NEXCOが“異例のイベント”を開催! めちゃ「ご利益ある」“縁起のいい石”を配布! 受験生の“心強い味方”になる「不落石」の正体とは?

2025年11月28日、NEXCO東日本が主催する受験生応援イベントが、上信越自動車道・横川SAで始まりました。がんばる受験生に向けて縁起が良いという「不落石」を配布します。

工事で採れたすごい「不落石」を配布

 2025年11月28日、NEXCO東日本が受験生応援イベントの開催を発表。

 上信越道・横川SAにて、縁起が良いとされる「不落石(ふらくいし)」を期間限定で配布するほか、受験生に向けた応援メッセージを募集する「桜メッセージボード」を設置するなどの催しが行われています。

NEXCOの「不落石」(画像:NEXCO東日本)
NEXCOの「不落石」(画像:NEXCO東日本)

 不落石は、上信越道の松井田妙義ICと碓氷軽井沢ICの間にある「北野牧トンネル」(群馬県松井田町)で発見された巨大な岩塊から採取したものです。

 岩塊は高さ70mにおよび、体積は9万5000平方メートルという途方もない大きさです。

 上信越道が開通した後も岩塊は安定していたものの、1996年に北海道の豊浜トンネルで20人が犠牲になった大規模な岩盤崩落事故の発生をきっかけに、NEXCO東日本は岩塊を撤去する方針を固めました。

 2017年に撤去に向けた大規模な足場の構築や、現場近くを通る上信越道に被害が出ないように覆い(ロックシェード)を被せるといった準備工事が始まり、東京タワー2基分の鋼材を用いて巨大な要塞のような作業現場を約6年の歳月をかけて築き上げました。

 そして、2023年から本格的に撤去作業が始まりました。岩塊は少しずつ撤去されており、何事もなければ2029年に工事完了を予定しています。

 お守りとして用意される不落石は、そうして撤去された岩塊の一部。工事中に採取された「落ちなかった岩石」を利用して、受験に「落ちない」ようにと縁起を担いだアイテムとして製作されました。

 不落石のお守りの配布は、横川SA(上り線・下り線)のインフォメーションカウンター周辺で実施。2026年4月上旬までを予定していますが、用意したお守りの数には限りがあるようで、なくなり次第配布を終了するとしています。

 また、インフォメーションカウンター周辺では桜の花びらをモチーフにした付箋を配布し、受験生に向けた応援メッセージを貼り付けられる「桜メッセージボード」も設置。

 SNSで「#横川SA」「#不落石」とハッシュタグを添えて受験生にエールを届けてほしいと呼びかけています。

【画像】「ええぇぇ…!」 これが「すごい石」の正体です!

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Writer: 春山優花里

フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。

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