レクサス新「RX」がスゴイ! 300馬力超えの「“高性能”モデル」もアリ&全長4.9m級ボディ採用! ウルトラプレミアム追加した加国「高級SUV」どんなモデル?
レクサスのカナダ法人は2025年11月6日、ミドルクロスオーバーSUV「RX」の2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
300馬力超えの「“高性能”モデル」もアリ!
レクサスのカナダ法人は2025年11月6日、ミドルクロスオーバーSUV「RX」の2026年モデルを発表しました。
初代RX(日本名:トヨタ「ハリアー」)は1998年に北米でデビュー。プレミアムクラスにおけるクロスオーバーSUVという新たなカテゴリーを切り拓きました。

当初、日本ではハリアーとしてトヨタブランドで販売されていましたが、3代目への移行に合わせて2009年からレクサスブランドで日本導入が始まり、現在ではレクサス最量販モデルとなっています。
ボディサイズは、全長4890mm×全幅1920mm×全高1700mm、ホイールベースは2850mm。
カナダ市場では4つのパワートレインを展開します。2.5リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンの「RX350」、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンをベースにしたハイブリッド車「RX350h」、2.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンをベースにしたハイブリッド車「RX500h」、そしてシステム総合出力227kW(309PS)を発揮する2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンをベースにしたプラグインハイブリッド車「RX450h+」です。
今回発表された2026年モデルでは、新しいグレードとして「RX350 F SPORT ブラックラインエディション」と「RX450h+ウルトラプレミアム」が追加され、計17グレードとなりました。
RX350 F SPORT ブラックラインエディションは、既存の「F SPORTシリーズ3」をベースに、ブラックエアロキット(フロントロアスポイラー、サイドステップ、リアロアスポイラー)、ブラック仕上げの専用5本スポークホイール、オレンジ色のブレーキキャリパーを装着し、精悍でスポーティな存在感をより強めています。価格はベース車両より2860カナダドル(約30万円)高い7万8914カナダドル(約870万円)です。
RX450h+ウルトラプレミアムは、既存の「RX 450h+エグゼクティブ」のダウングレードにあたり、パノラミックムーンルーフや21スピーカーのマークレビンソンオーディオシステムなどを省くことで価格を抑え、PHEVを検討する新たなユーザー層に訴求します。
価格はエグゼクティブより8890カナダドル(約100万円)安い7万8495カナダドル(865万円)です。
なおRXシリーズとしてのスタート価格は6万635カナダドル(670万円)。2025年モデルと比べて505カナダドル(約5万5000円)上昇しています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。




































