ホンダ「“新”3列・7人乗り最高級ミニバン」のカスタム仕様に大注目! 迫力エアロ&軽量ホイール採用! スポーティな最新「オデッセイ」フル無限仕様とは
ホンダの高級ミニバン「オデッセイ」が一部改良を受けて発売されました。オデッセイには、無限から専用のカスタムパーツが販売されています。はたしてどのようなそ装備なのでしょうか?
「無限」仕様がスゴい! オデッセイを“全身”カスタム
ホンダは2025年11月7日に、上級ミニバン「オデッセイ」の一部改良モデルを発売しました。
今回の一部改良では、ユーザーからの要望が多かった「2列目大型ロールサンシェード」を全グレードに標準装備しました。
また、最上級グレード「e:HEV アブソリュート・EX ブラック エディション」には、新色「ダイヤモンドダスト・パール」を追加設定するなど、ラインナップの魅力向上を図っています。

オデッセイは、1994年に初代が登場したホンダの高級ミニバンです。当時のミニバン市場は背の高いキャブオーバー型が主流でしたが、「低床・低重心パッケージ」によるセダン同等の走りと広い室内空間をひっさげて登場し、大ヒットを記録しました。
現行モデルは、2023年12月に再投入された5代目の改良モデルです。生産拠点を中国に移管し、日本へ輸入する形で販売されています。
パワートレインは2.0リッターエンジンと2モーターを組み合わせた「e:HEV」のみの設定で、全車の2列目に4ウェイパワーシートを標準装備するなど、高級ミニバンとしての快適性を追求しています。
そんな新型オデッセイを、より精悍に、よりスポーティに仕立て上げるのが、ホンダ直系のワークスブランド「無限(MUGEN)」のパーツ群です。
フロントマスクの印象を劇的に変えるのが、ドライカーボン製のエアロパーツです。「カーボンフロントグリルガーニッシュ」は、標準装備のフロントグリル上部に被せて装着するタイプで、価格(以下、消費税込)は16万5000円です。
バンパー下部に装着する「カーボンフロントロアスポイラー」は、スポーティな個性を主張するアイテムで、価格は24万2000円。いずれもUVカットクリアコート仕上げが施された本格的なカーボンパーツです。
足元を飾るのは、アルミホイール「MDA」です。ホイールセンターからリムに向けて切削面の太さを段階的に変化させることで、より大径に見せるデザインを採用。リムにスピニング加工を施すことで、薄くしながらも高い剛性と軽量化を両立しています。カラーはブラッククリアミラーフェイスで、価格は19インチが6万500円/1本、18インチが5万5000円/1本です。
機能性パーツも充実しています。「ベンチレーテッドバイザー」は、一般的なドアバイザーとは異なり、走行風を利用して室内の空気を効率的に排出する無限独自の形状を採用しています。スモークタイプのアクリル製で、フロント・リアの4枚セットで価格は3万6300円です。
インテリアには、機能とデザインを両立した「スポーツマット」を設定。表地には耐久性に優れたナイロン素材を採用し、運転席には摩耗を抑止するヒールパッドを装備しています。
カラーは「ブラック」と「ブラック×シルバー」の2色展開で、価格は8万2500円です。同様の素材を使用した「スポーツラゲッジマット」も3万8500円で用意されています。
そのほか、乗降時の傷を防ぐカーボン調の「ドアインナープロテクター」(2万2000円)や「スカッフプレート」(1万9800円)、ドア開閉時の爪傷を防止する「ドアハンドルプロテクター」(3080円)など、細部に至るまで無限のこだわりが詰まったパーツがラインナップされています。
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一部改良で快適性を増した新型オデッセイですが、無限パーツを装着することで、その存在感はさらに高まります。自分だけの一台を作り上げたいオーナーにとって、無限のカスタムパーツは間違いなく最有力候補となるでしょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


















































































