トヨタの“6人乗り”小型トラック「バンビーノプラス」に注目! 全長4.7m級「ちょうどイイサイズ」のタウンエーストラックが“4人寝られる”車中泊モデルに! 人気インフルエンサーが“軽トラキャンパー”から小型キャンピングカーへ「お乗り換え」した理由とは
「お台場キャンピングカーフェア2025」にて、アウトドア系インフルエンサー“さおりんご”さんの愛車である「くまちゃん号」が実車展示されていました。どのようなクルマなのでしょうか。
絶版モデルとなった小型キャンピングカーの「使い勝手」とは
2025年11月22日、23日の2日間にわたり、お台場特設会場(江東区青海)にて「お台場キャンピングカーフェア2025」が開催されました。
全国から多彩なキャンピングカーが集まるなか、アウトドア系インフルエンサーとして活動するさおりんごさんの愛車「くまちゃん号」が来場者の注目を集めていました。どのような特徴があるのでしょうか。

さおりんごさんは、釣りやソロ車中泊を楽しむYouTubeチャンネル「ポンコツOLの釣りキャン」などを展開する人気アウトドア系インフルエンサーで、これまでStage21(ステージ21)が手掛ける軽キャンピングカー「リゾートデュオ バンビーノJr」に乗っていました。
リゾートデュオバンビーノJrは、ダイハツの軽トラック「ハイゼットトラック」をベースにしたモデルで、ポップアップルーフによる開放感とコンパクトながら快適な居住空間を備えたモデルです。
さおりんごさんはこのクルマを2020年春に購入しており、ルーフにはソーラーパネルを備えるほか、リアドアを開けるとポップで可愛らしい内装が広がる仕様でした。
その後、より大きな車両を求めて新たな相棒「くまちゃん号」へと乗り換えたといいます。
きっかけについて、さおりんごさんは以下のように話します。
「もともと大きいクルマに買い替えたいなと思っていて。
ちょうど以前お世話になったステージ21さんから、絶版車(モデル廃止)になってしまったタウンエーストラックの展示車『バンビーノプラス』について『安く売るけどどう?』とお声をかけていただき、譲っていただきました。
軽からハイエースぐらいのサイズに変わって、定員も4人乗りから6人乗りになり、かなり広々としています」
さおりんごさんが話す通り、“くまちゃん号”のバンビーノプラスはトヨタ「タウンエーストラック」をベースにしており、ボディサイズは全長4660mm×全幅1870mm×全高2080mmmです。
外装はブラウンとホワイトの2トーンカラーで、フロントガラス上部にはくまの耳が貼り付けられ、愛着の湧くデザインが特徴です。
内装も白とブラウンを基調としたかわいらしい仕様にまとめられ、床面は木目調で温かみを感じさせます。
キッチンにはトースターや炊飯器、シンクを装備し、料理をするのに十分なスペースが確保されています。
車内後方にはこの字型のベンチシートが設置され、ゆったりとした対座スペースが広がり、リアゲートを開ければ開放的な雰囲気を楽しめます。
さらにポップアップルーフを備えているため、大人4名までが就寝可能で、室内は大人でも立てるほどの開放感があります。
冷蔵庫や給排水タンクも標準装備され、電装系にはリチウムバッテリー、外部電源入力、走行充電が備わり、オプションで12VクーラーやFFヒーターも追加可能です。
なお、バンビーノプラスは現在販売終了となっていますが、さおりんごさんは希少なモデルを435万円で納車し、その様子を自身のYouTubeで公開しています。
さっそくくまちゃん号で新潟の佐渡島へ旅に出かけ、1週間ほど釣りを楽しんだそうで、「広々としていて使い勝手も良く気に入っています」と話していました。
※ ※ ※
当日会場でも興味深くくまちゃん号をチェックする来場者や、熱心に話を聞く姿が見られるなど、大きな注目を集めていました。
軽キャンパーから一回り大きなタウンエースベースへと進化した彼女の選択は、釣りやソロ旅を楽しむアウトドアライフの幅を広げる新しいスタイルを示しています。
今後も、さおりんごさんとくまちゃん号のライフスタイルに注目が集まりそうです。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。



































































