新車“約52万円”で“3人乗れる”! “丸目2灯”の「超“便利モデル”」がスゴイ! 全長2.2mの「小さいボディ」に“4速MT”搭載の「APトライク」とは
「APトライク」は、クルマとバイクの利便性を兼ね備えた3輪の屋根付き車両。コンパクトなサイズと低い維持費で、手軽な移動手段として注目を集めています。
新車“約52万円”で“3人乗れる”!
神奈川県相模原市に拠点を置くカーターは、ユニークな3輪車両「APトライク125」「APトライク250」を展開しています。
クルマとバイクの長所を兼ね備えているといいますが、一体どのようなモデルなのでしょうか。

フラッグシップモデルであるAPトライク125は、「ちょい乗り!ちょい載せ!ちょー便利!」をコンセプトに開発された小型の屋根付きトライク。
全長2200mm×全幅1000mm×全高1650mmのコンパクトサイズで、雨天時でも快適に走行できるのが特徴です。
普通自動車免許(AT限定可)で運転可能で、最大3人乗車に対応。車検や車庫証明は不要で、税金や保険も250ccバイクと同等の水準に抑えられており、維持費の軽さが魅力です。
搭載されるのは123.6ccの空冷エンジンで、最高出力8.6馬力、最大トルク0.89kgf・mを発揮。
クラッチ操作不要の4速マニュアルを採用し、最高速度は条件により70km/h程度まで可能とされています。ただし、カーターでは安全面から50km/h以下での走行を推奨しています。
標準装備として屋根、フロントシールド、ワイパー、灯火類を備え、オプションの折りたたみ式リアキャリアにより荷物の積載にも対応しています。
2024年にはユーザーの声を反映した改良が実施され、耐久性が向上。
フロントホイールハブやディファレンシャルギアのベアリングの大径化、金属パーツの寸法見直し、2分割化されたエキゾーストマフラーの強化、ガラスのコーキング材質変更などが行われました。
なお、APトライク125の価格(消費税込)は52万8000円となっています。
さらに2024年秋には、250ccモデル「APトライク250」が登場。ZONGSHEN製の水冷エンジンと5速変速機を組み合わせ、最高出力15.6馬力、最大トルク1.98kgf・mへとパワーアップ。
新設計のフレームや強化されたサイドアルミフレーム、3リンク式リジッドアクスルサスペンションの採用により、耐久性と操縦安定性が高められています。
車体サイズは125ccモデルと同様で、普通自動車免許(AT限定可)で運転可能。税込価格は77万円で、すでに市場に投入され、反響を集めています。
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カーター担当者によると、125ccモデルは2020年の発売以来1000台以上を販売し好評を得ています。250ccモデルも発表直後から大きな注目を集め、発売以降ますます期待が高まっているとのことです。
今後もAPトライクシリーズの動向に注目が集まりそうです。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。















