新車たった16万円! ヤマハの新原付「JOG E」登場に反響殺到! 「これで十分かも」「月額料金が…」の声も? 新たな「電動スクーター」にSNSでも話題に

ヤマハは2025年11月19日、新たな電動バイク「JOG E」を発表しました。原付一種クラスに位置づけられる新たな電動スクーターの登場に対し、SNSにはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

「コスパが微妙」「利用場所が限られる」「JOG E」には疑問の声多数!?

ヤマハは2025年11月19日、新たな電動バイク「JOG E(ジョグ・イー)」を発表しました。

JOG Eは、原付一種クラスに位置づけられる電動スクーターで、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(ホンダ モバイルパワーパック イー)」を採用している点が最大の特徴です。

新車16万円! ヤマハ「新型スクーター」発表に反響殺到!
新車16万円! ヤマハ「新型スクーター」発表に反響殺到!

このバッテリーを搭載するのはヤマハとして初の試みということもあって、注目度が高まっています。

 JOG Eの車体重量は最大バッテリー搭載時で約93kg、車体寸法は全長1795mm×全幅680mm×全高1140mmとなっています。

 そして、車両価格は15万9500円(バッテリー、充電器無し)と、電動スクーターとしては比較的手に取りやすい価格設定とされています

 JOGシリーズは長年親しまれてきた原付カテゴリーの定番モデルですが、JOG Eはその名を引き継ぎつつ、電動化とバッテリーシェアリングという新たな方向性を示したモデルといえます。

 また、SNSではJOG Eに対してさまざまな声が上がっているようです。

「ライダー全員が長距離乗るわけじゃないから、通勤で使うだけの自分にはこれぐらいの性能で十分かも」と、通勤時のアシとして導入しようか迷うユーザーや、「バッテリーと充電器は付属しないってのが引っかかるけど、税込約16万って聞くと手を出しやすそうな第一印象にはなるね」など、価格面に関心を示すユーザーが見られました。

 とくに、日常の移動を主体とするユーザーにとっては、原付一種クラスならではの使い勝手や価格設定が魅力に映っているようです。

 一方で、厳しい声も寄せられています。

「諸元表見たけど、こいつ、この大人しい感じのデザインで『JOG 125』よりも遥かにデカいんだね……原付一種クラスなんだし、もっとコンパクトにしてほしかった」「デザインがヤマハっぽくない……ヤマハ車好きだから残念」といった意見も見られ、サイズ感や外観に対する不満が一定数あることがうかがえます。

 さらに、「月額料金考えたら実は無茶苦茶高い。利便性もステーションありき。これなら中古の50cc原付買ったほうがいい」など、維持コストに疑問を抱くユーザーも少なくないようです。

 実際、今回は車体本体のみの発売となり、利用時にはバッテリーシェアリングサービスGachaco(ガチャコ)との契約が必要になるといいます。

 ガチャコの月額利用料金は2530円で、これに加えてバッテリー交換時の従量料金も必要となるため、ランニングコストはガソリン車とは異なります。

 そのため、車体価格が15万9500円と比較的手頃であっても、毎月の利用料まで含めて考えると「結局高くつくのでは」と感じるユーザーが出てくるのは自然といえそうです。

※ ※ ※

 ガチャコのステーション設置数は、全国で50箇所程度と現時点では十分とはいえません。

 とはいえ、近年は環境負荷の低減が重視されており、電動バイクの需要が高まる流れの中で、ステーション網の拡大やユーザー数の増加によって、ガチャコの普及が進む可能性もあります。

 なお、JOG Eは2025年12月22日から、東京と大阪の地域限定で先行発売されています。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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