“6速MTのみ”のホンダ新「“軽”スポーツカー」登場! 全長3.4m級ボディの「小さなボディ」にパワフルな「ターボエンジン」搭載! 丸目の“旧車デザイン”もイイ「N-ONE RS」が販売店でも話題に
ホンダは軽自動車「N-ONE RS」の一部改良モデルを発表。今回の改良によってさらに個性が際立つ内容となっており、販売店でも注目を集めています。
6速MTのみのスポーツモデル
ホンダは2025年11月20日、「N-ONE RS」の一部改良モデルを発表しました。
走り志向のユーザーに向けた専用のスポーツモデルで、今回の改良によってさらに個性が際立つ内容となっています。今回の発表を受けて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

N-ONEは2012年に初代が登場し、ホンダの軽自動車「Nシリーズ」の中でもレトロモダンなデザインを特徴とするモデルです。
現行は2020年発売の2代目で、丸目ヘッドライトとシンプルな造形を継承しつつ、最新の安全技術を搭載しています。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1545mm(1570mm)、乗車定員は4名。
外装は「丸目×コンパクト」のアイコン的デザイン、内装は水平基調でシンプルかつ機能的なレイアウトを採用。グレード展開は「Original」「Premium」「Premium Tourer」「RS」の4タイプです。
パワートレインは660ccガソリン(NA/ターボ)、駆動方式はFFと4WDを設定(RSはFF専用)。最高出力はターボで最大64PS、燃費はWLTCモードで最大23.2km/Lを達成します。
先進安全装備は「Honda SENSING」を標準搭載し、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などを備えています。
今回の発表では、RSグレードを6速MT専用モデルとし、走りの楽しさを追求するユーザーに向けた仕様へと刷新しました。
内装には、専用スポーツレザーシートやレッドステッチを施したインテリアに加え、カーボン調インパネガーニッシュやウルトラスエード素材のフロントシートを採用し、質感と耐久性を両立。
さらに足回りのチューニングやホワイトカラーの15インチアルミホイールを装備することで、スポーティな個性を一層強調しています
このほか、前方パーキングセンサーと7インチTFT液晶メーターを標準装備。駐車時の安全性や運転情報の視認性が向上し、日常の使いやすさも高められました。
新しいN-ONE RSグレードの車両価格(消費税込)は、227万8100円です。
なお今回の発表では、上級志向の「Premium Tourer」の改良のほか、ベーシックな「Original」グレードに北欧テイストを取り入れた特別仕様車「CRAFT STYLE」が新設定されました。
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販売店からは次のような声が寄せられています。都内の販売店スタッフは「MT専用になったことで、走りを楽しみたい方からの問い合わせが増えています」と話しています。
別の店舗では「N-ONE RSは軽でMTという希少性が支持されています」との声があり、独自性が強みになっていることがうかがえます。
軽自動車の枠を超えた個性派モデルとして、今後も熱心な支持を集めていくことが期待されます。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。



















































