トヨタ「ハイラックス“SUV”」実車公開! 全長4.8m級ボディ&ラダーフレーム採用!3列シート搭載の本格モデル「フォーチュナー」の新グレード「フォーチュナー リーダーG+」タイに登場
トヨタのタイ法人は、2025年11月29日から一般公開されているタイ国際モーターエキスポの会場に、現地で生産および販売を行うミドルサイズSUV「フォーチュナー」シリーズの新しいモデル「フォーチュナー リーダーG+(プラス)」の実車を展示しました。
実用性と安全性を向上した「G+」
トヨタのタイ法人は、2025年11月29日から一般公開されているタイ国際モーターエキスポの会場に、現地で生産および販売を行うミドルサイズSUV「フォーチュナー」シリーズの新しいモデル「フォーチュナー リーダーG+(プラス)」の実車を展示しました。
フォーチュナーは、トヨタが海外の市場に向けて展開している3列シートを備えたSUVです。

ピックアップトラックの「ハイラックス」と主要な部品を共有しており、耐久性に優れるラダーフレーム構造とパートタイム式の4WDシステムを採用していることが特徴です。初代モデルは2004年に登場し、2015年に2代目へと全面改良されました。その後2023年にマイナーチェンジが実施され、現在に至っています。
これまでの累計販売台数は46万6000台を超えており、特にタイのPPV(ピックアップ・パッセンジャー・ビークル)市場では、2012年から13年連続で販売台数の首位を記録するなど、非常に高い人気を集めています。フォーチュナーのボディサイズは、全長4795mm×全幅1855mm×全高1835mm、ホイールベースは2745mm、最低地上高は193mmです。
タイ市場では現在、「リーダー」「レジェンダー」「GRスポーツ」という3つの系統で販売されています。今回追加されたリーダーGプラスは、実用性を重視した基本グレードであるリーダー系統の新しいグレードとして位置づけられています。
この新グレードは、ベースとなるリーダーGの装備に加えて、荷室へのアクセスがしやすくなる電動パワーバックドア(挟み込み防止機能付き)や、周囲の視界を多角的に支援するパノラミックビューカメラなど、利便性と安全性を向上させる機能が標準で備わります。
また、Gプラス専用として18インチのブラックアルミホイールが採用され、足回りを引き締める視覚的な効果により、スポーティな雰囲気を強調しています。
搭載されるパワートレインは、最高出力150馬力、最大トルク400Nmを発揮する2.4リッター直列4気筒ディーゼルエンジンで、6速ATが組み合わされます。駆動方式はRWD(後輪駆動)のみの設定です。
ボディカラーはホワイト、シルバー、ダークグレー、ブラックの全4色から選択できます。価格は143万9000バーツ(約697万円)となっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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