新型「クルーザーモデル」公開! 948ccの“V型4気筒エンジン”で108馬力を発揮! 中国ブランド「ベンダ」の最新車両「Dark Flag 950」とは?
中国のバイクブランドである「BENDA」(以下、ベンダ)は、2025年11月に新型モデル「Dark Flag 950」をイタリアで発表しました。
足つき性に優れた“ニア・リッター”クルーザー
中国のバイクブランドである「BENDA」(以下、ベンダ)は、2025年11月に新型モデル「Dark Flag 950」をイタリアで発表しました。
2016年に設立したベンダは、これまでに250ccから700ccまでのクルーザーやボバー、ネイキッドモデル、さらにはATV(オールテレーンヴィークル・全地形対応車)なども製造しています。

Dark Flag 950は、ベンダにとって初となるニア・リッタークラスのクルーザーモデルで、心臓部には新開発の自社製948cc V型4気筒エンジンが搭載されています。
この「BENDA V4リッターパワープラットフォーム」と称されるエンジンは、最高出力108馬力(80kW)/9000rpm、最大トルク85Nm/8000rpmを発生します。強度に優れた鍛造ピストンを採用しており、0-100km/hまで3.8秒で到達する俊足を実現しています。
また、このV4エンジンにはアイドルシャットダウンテクノロジーが採用されており、エンジンが低負荷の際にシリンダーを制御することで、熱と燃料消費を削減し効率性を向上させます。
これほど強力なエンジンを搭載しながらも、車両重量は満タン時で242kgと軽量化に成功している点も特徴です。外観は、先に登場しているDark Flag 500と同様に、ティアドロップ型のガソリンタンクや深めのリアフェンダーを備え、クルーザーらしい佇まいを演出しています。
足回りには、倒立フォークとリアツインショックが装備されており、ブレーキシステムはブレンボ製、デュアルチャンネル切替式ABSも搭載することでライダーの安全性を確保しています。
装備面では、次世代ライドバイワイヤやトラクションコントロールシステム、ワンタッチ式クルーズコントロールなどが採用。シート高は690mmと低く抑えられており、良好な足つき性と長距離走行時における快適性の両立が図られています。
なお、同モデルの価格については未発表となっています。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。












