トヨタ“新”「“4WD”ステーションワゴンSUV」登場! 約690万円&240馬力の「シグニア」! 長さ2mの”完全フルフラットスペース”実現した米国「クラウン」とは
トヨタの北米法人は2025年11月4日、クロスオーバーSUV「クラウンシグニア」(日本名:クラウン エステート)の新たな2026年モデルを発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタ“新”「“4WD”ステーションワゴンSUV」!
トヨタの北米法人は2025年11月4日、クロスオーバーSUV「クラウンシグニア」(日本名:クラウン エステート)の新たな2026年モデルを発表しました。

クラウンシグニア(以下シグニア)は、グローバル展開を図るようになった新世代クラウン4モデルのうち、ラゲッジスペースが最大のクロスオーバーSUVです。
アクティブなライフスタイルや上質なレジャーニーズに応えられるよう、通常時570リッター、後席格納時1470リッターの荷室容量を確保したほか、長さ2mの完全フルフラットスペースを生み出す新機構をトヨタ車として初装備し、車中泊にも対応します。
ちなみにアメリカ市場に導入されているクラウンシリーズは、このシグニアのほか、「クラウンクロスオーバー」の2モデルのみとなります。
今回発表されたシグニアの2026年モデルでは、ボディカラーの新色としてツートーン仕様が追加されました。「オキシジェンホワイト」「フィニッシュラインレッド」「ブロンズエイジ」「ストームクラウド」の4色を対象に、Aピラーとルーフパネルをブラックで塗り分けることで、スポーティーな雰囲気を強めています。
パワートレインは従来と同じで、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンに、モーター2基を組み合わせたハイブリッド。システム最高出力は240馬力を発生します。駆動方式は4WD(E-Four)です。日本仕様にラインナップされているプラグインハイブリッド車(PHEV)は導入されていません。
グレードは「XLE」と「リミテッド」の2種類を設定。上位のリミテッドには、ダークグレーメタリック仕上げの21インチホイール、ガラスパノラマルーフ、11スピーカーのJBLプレミアムオーディオシステム、デジタルリアビューミラー、パノラミックビューモニターなどが備わり、快適性を一段と高めた内容になっています。
価格はXLEが4万4390ドル(約690万円)、リミテッドが4万7690ドル(約760万円)。2025年モデルと比べて300ドルの値上げとなります。年内にトヨタディーラーに到着する予定です。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。














































































