“WBC出場”の「大谷翔平」が乗った“愛車”「高級外車」って? 2000万円超えの「スポーツモデル」とは
ドジャースの大谷翔平選手が2026年3月開催のWBC出場を正式に表明し、世界が注目しています。そんな大谷選手はこれまでどのようなクルマに乗ってきたのでしょうか。
大谷翔平の進化する愛車スタイル
ドジャースの大谷翔平選手が2025年11月24日、来年2026年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を正式に表明しました。開幕まで100日という節目の発表に、ファンの間で大きな期待が高まっています。
そんななか、グラウンド外で注目されるのが大谷選手の愛車です。普段どのようなクルマに乗っているのでしょうか。

最初に注目された愛車はテスラ「モデルX」でした。
モデルXは、2015年から販売されているSUVタイプの電気自動車(EV)で、未来的なファルコンウィングドアと最大7人乗りを可能にした広々とした室内空間を備えています。
ラインナップはデュアルモーターAWDの「モデルX」と、トライモーターAWDの「モデルX Plaid」。後者は0-100km/h加速2.6秒、最高速度262km/h、航続距離最大536kmを誇ります。
価格(価格はすべて日本での販売価格/消費税込み、以下同)は1000万円超と高級車ながら、環境性能と実用性を兼ね備え、大谷選手がキャンプインや球場入りに使用する姿も報じられました。
なお、モデルXは日本では2025年3月末で新車受注が終了しましたが、グローバルでは現行モデルの販売が続いています。
その後2022年8月、大谷選手はドイツの高級車メーカー「ポルシェ」とブランドパートナー契約を結び、提供車としてSUV「カイエン」に乗る姿が注目されました。
カイエンは2002年に登場したポルシェ初のSUVで、スポーツカーの走行性能とラグジュアリーSUVの快適性を融合させた一台です。
現行モデルは2018年に登場した3代目。2023年4月には大規模な改良が実施され、精悍なデザインと最新デジタルインテリアを備え、ガソリンやプラグインハイブリッドなど幅広いパワートレインを展開しています。
ハイブリッド仕様ではV8ツインターボと電動システムを組み合わせ、最大739PS、0-100km/h加速3.7秒を実現。価格は1254万円からと案内されています。
なお、2025年11月には4代目となるフル電動SUV「カイエン・エレクトリック」が発表されています。
さらに2024年2月、大谷選手がキャンプ入りで乗っていたのは黒のポルシェ「パナメーラ」でした。
パナメーラは2009年に誕生した高級4ドアスポーツセダンで、スポーティなクーペラインと広い後席を備え、快適性と走行性能を高次元で融合させています。
現行モデルは2023年に登場した3代目で、なかでもトップグレードの「パナメーラ ターボ S E-ハイブリッド」ではシステム最高出力782PS、0-100km/h加速2.9秒、最高速度325km/hを誇ります。
価格は1522万円からで、グレードによっては3000万円を超える仕様も用意されています。
そしてもう一台、パナメーラと同時期に自身で運転して登場したのが、「911タルガ4S」です。
ポルシェの象徴ともいえる「911」は1964年の初代以来、スポーツカーを代表する存在です。その派生であるタルガは1966年に登場し、クーペとオープンの魅力を融合させた独自のスタイルを築いています。
2020年5月に登場した現行モデルの992型では、クラシカルなタルガバーを残しつつ最新技術を搭載。最新の3リッター水平対向6気筒ターボエンジンから480PSを発揮し、0-100km/h加速3.7秒、最高速度308km/hを誇ります。
価格は発表当時2000万円前後、2025年11月現在は2633万円と案内されています。
※ ※ ※
大谷翔平の愛車遍歴は、実用的なEVから始まり、現在はポルシェのアンバサダーとして提供車を使いながら、自身でも高級スポーツカーを所有するスタイルへと進化しています。
WBCでの活躍はもちろん、今後の愛車選択にも引き続き注目が集まりそうです。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。





















































