97万円で3人乗れる! 全長2.2mの「小さいトライク」に注文殺到! 車検無し&AT限定免許で運転できる「NEO-ONE」どんな人が買っている? 追加販売を開始!
電動モビリティ「NEO-ONE(ネオワン)」が人気となっており、2025年内納車分の予約枠が完売しました。3人乗れる便利な乗り物ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
全長2.2mの「小さいトライク」に注文殺到!
電動モビリティブランド「e-NEO」を運営するEV INNOVATOR(イーブイ イノベーター/スカイ・イノベーター株式会社)は2025年11月26日、2025年内納車分の予約枠が完売したことを発表しました。
これに伴い、2026年3月ごろの納車分を対象とした“春の先取り先行予約”を同日より受け付け開始します。

e-NEOは、「走るデザインプロダクト」をコンセプトに、日本発の都市型EV文化を発信。安全性、美しさ、持続可能性を兼ね備えたモビリティを通じて、新しい移動体験と都市のあり方を提案しています。
このe-NEOシリーズの中で、3人乗りの電動トライクである「NEO-ONE(ネオワン)」はフラッグシップモデルに位置づけられており、「EVトゥクトゥク」とも呼ばれる乗り物です。
全長2245mm×全幅1150mm×全高1630mmという取り回しの良い車体で、車両重量は320kg、乗車定員は最大3人です。
NEO-ONEはサイドにドアがない構造ですが、専用のレインガードを装備することで雨風をシャットアウトでき、雨天でも比較的快適な運転が可能です。雨天時以外は上部に巻き上げて簡単に収納できます。
安全性も高く設計されており、バックモニターに加え、坂道発進時に後退の心配を解消するヒルホールドコントロールも標準装備されています。
充電は100Vと200Vの両方に対応し、自宅や充電ステーションでの充電が可能です。
搭載されている電動モーターは、最高出力3kWを発揮。最高速度50km/h、1回のフル充電で航続距離はおよそ100kmとされ、約2000回の充電が可能(バッテリー寿命はおよそ5~6年)です。
最高出力2kWのエントリーモデル「NEO-Light(ネオライト)」もラインナップされます。
運転には普通自動車免許(AT限定可)が必要で、保険や税金などは250ccバイクと同等です。さらに、車検や車庫証明は不要なため、低コストかつ気軽に所有できる点も大きな魅力となっています。
また、クルマと同様にコインパーキングに駐車できるため、駐車場所に困らないという利点もあります。
価格(消費税込)はNEO-ONEが97万9000円、NEO-Lightが88万円です。
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先行予約を開始した背景には、春の新生活や新年度に合わせて利用したいというニーズが急増していることがあります。
都市部での試乗会を通じて、短距離移動、送迎、買い物、通勤といった日常用途でのニーズが強く顕在化しているとのこと。
実際に予約したユーザーの多くは、「保育園や小学校、習い事の送迎」「渋谷周辺での業務移動」「店舗や法人でのデリバリー導入」など、具体的な利用目的を持っています。
特に、e-NEOシリーズが持つサイドカー構造による雨風の影響の受けにくさや、バイク初心者でも扱いやすい安定性から、春のデビュー機として選ばれるケースが増加。家族利用、とりわけ主婦層からの支持が伸びており、例年以上に春の導入ニーズが高まる見込みだと言います。
Writer: くるまのニュース編集部
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