約700万円! 日産の「“新”スカイライン」に注文“殺到”!? 「今月中に完売」の可能性も? 「集大成モデル」は専用パーツもり沢山で“満足度”も高い! 特別限定車「400Rリミテッド」受注状況は

日産は「スカイライン」に特別限定車「400Rリミテッド」を設定し、発売しました。最新の受注状況はどうなのでしょうか。

現行型の集大成「400Rリミテッド」 もう完売か?

 2025年10月、日産はスポーツセダン「スカイライン」の特別限定車である「400Rリミテッド」を400台限定で販売すると発表しました。

 現在の受注状況について、首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。

「スカイライン」の特別限定車「400R Limited」
「スカイライン」の特別限定車「400R Limited」

 スカイラインとして現行型の13代目にあたる「V37型」は2013年にデビュー。気づけば12年ものロングライフモデルとなっています。

 そんなV37型スカイラインが、2025年10月に一部改良を実施しました。その際、ボディカラーにR35型「GT-R」やRZ34型「フェアレディZ」にも採用された特別なボディカラー「ワンガンブルー」の設定が追加されています。

 また、エマージェンシーブレーキの検知対象を、歩行者および自転車等にも拡大されて安全性を向上させるとともに、各種最新の法規に適合しています。

 このタイミングで設定された特別限定車が「400Rリミテッド」なのです。

 日産自ら「現行スカイラインの集大成」と位置づけている「400Rリミテッド」は、19インチアルミホイールに、専用銘柄となるダンロップ「SP SPORT MAXX GT 600」タイヤが組み合わされます。

 ホイールはフロントが+0.5J、リアも+1.0J幅広化するとともに、フロントサスペンションのバネ定数を4%、タイヤの幅広化に合わせてリアスタビライザーのバネ定数を44%向上することで、ロールを抑えたハンドリングを実現しています。

 また、ブレーキにも耐フェード性が高いパッドを使用することで、高温でも安定した制動性能を実現しています。

 さらに400Rリミテッド専用の装備として、リアスポイラーおよびドアミラーカバーにカーボンパーツを装着し、トランク部分には限定車の証である「Limited」の専用バッジを装備するなど、スペシャルモデルとしての商品力を高めています。

 室内もシリアルナンバープレートを装備し、センターコンソールにもカーボンフィニッシャーを装着するなど、こちらもスペシャルモデルらしい仕立てとなっている点に注目です。

 400Rリミテッドは2025年11月13日から注文受付を開始しており、車両本体価格は693万5500円(消費税込み)となっています。

 なお、一部改良を実施した通常モデルの価格は544万2800円から649万5500円(消費税込み)です。

 スカイラインファンならずとも気になるであろう400Rリミテッド、ディーラーに寄せられている反響について、11月下旬に首都圏にある日産ディーラーに問い合わせてみました。

「400Rリミテッドですが、最近の限定車で多い『抽選』ではなく『先着順』なのです。

 また、各店舗に台数割り当てではなく、全国の日産ディーラーで一斉にご予約を受け付けています。

 文字どおり『早い者勝ち』の1台です。

 お客様を急かしてしまう形となってしまい大変申し訳ないのですが、このままの勢いですと11月中には完売となってしまうかもしれません」

 また、別の日産ディーラーでもこんなコメントをいただきました。

「『ジャパンモビリティショー』で実車を見て『欲しい』と思われたお客様が多いようです。

 ただ『先着順』という情報があまり浸透していないようで、何らかの方法でこのことを知ったお客様から『まだ買えますか』といったお問い合わせをいただきます。

 400台限定とのことで、11月20日の時点でまだ多少の枠があるようですが、数日の違いで完売してしまう可能性が高いです」

 スカイラインというクルマをこよなく愛するユーザーにとって、悩ましいところではありますが、今回ばかりはモタモタしていると完売となってしまう可能性が高そうです。

 およそ700万円という車両本体価格は決して安いクルマではありません。

 しかし、もしどうにか目処がつくなら…。

 あとになって「あのとき決断していれば…」とならないよう、ここは一大決心をするときかもしれません。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

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