トヨタ「新プロボックス」発売! “最新技術”で「メーター&ハンドル」めちゃ進化!「商用ライトバンの皇帝」23年目の“新装備”とは!

トヨタ「プロボックス」の一部改良モデルが発表されました。23年という長きにわたって支持されている商用ライトバンですが、何が変わったのでしょうか。

「プロボックス」が一部改良!

 トヨタは2025年11月25日、商用ライトバン「プロボックス」の一部改良モデルを発売しました。

 2002年に登場したプロボックスは、従来の乗用車をベースとしたライトバンとは異なり、開発当初から純粋な商用車として設計されました。

 その結果、クラストップレベルの積載量に加え、頑丈な足回りや優れた低燃費性能を実現し、開発キーワードであった「ビジネスカーの刷新」を体現したモデルとして人気を誇ります。

トヨタ「プロボックス」が一部改良!
トヨタ「プロボックス」が一部改良!

 登場から20年以上という長いモデルライフを送っているプロボックスですが、その間も進化を続けており、2014年9月には、デザインの大幅変更やエンジン刷新を含む大規模なマイナーチェンジを実施。

 現在販売されているモデルでは、ハイブリッド車の設定や、先進運転支援システム「トヨタ セーフティセンス」の標準装備化などが行われ、長年にわたりライトバンの定番として不動の地位を確立しています。

 今回の一部改良では、最新技術によって安全安心の先進装備を充実させ、商用車としての基本性能を大幅に向上させました。

 まず、予防安全パッケージである「トヨタセーフティセンス」は、先進機能の付与により機能が向上し、対応する事故の形態を一層拡大しています。

 具体的に、「プリクラッシュセーフティ」では、従来の車両、歩行者、自転車運転者に加え、自動二輪車(昼間)の検知範囲を拡張し、衝突回避や被害軽減を支援します。特に事故割合が高い交差点での支援も拡大されました。

 さらに、「プロアクティブドライビングアシスト」を導入。「歩行者の横断」や「飛び出しの可能性」といった運転状況に応じたリスクを先読みし、歩行者、自転車、駐車車両に近づきすぎないようステアリングやブレーキ操作をサポートします。

 また、先行車や前方のカーブに対して減速操作を支援することで、ドライバーの頻繁な踏みかえ操作の負担も軽減します。

 安全装備としては、アクセルの踏み間違いや踏みすぎによる衝突を緩和する「パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)」も全車に標準装備されました。進行方向の障害物を検知すると、ブザーとメーター表示で警告し、衝突の可能性が高まった際には駆動力やブレーキを制御して被害軽減をサポートします。

 加えて、運転席の装備も進化。メーターデザインの変更にともない、4.2インチマルチインフォメーションディスプレイが全車に標準装備され、各操作スイッチを備えた新しいステアリングホイールも導入されています。

 バックガイドモニターについては、「バックモニター内蔵式自動防眩インナーミラー」(メーカーオプション)または「ナビ画面表示式」(販売店オプション)から選択可能です。

 さらに、仕事のニーズに応える純正用品として、泥や砂などの汚れからシートを保護し、掃除やメンテナンスの負担を軽減する「シートプロテクトカバー(ブラック)」が新たに設定されました(販売店オプション)。

 今回の一部改良を機に、ベーシックな1.3リッターガソリンが廃止され、1.5リッターガソリン、1.5リッターハイブリッドの2つのパワートレインに集約されました。駆動方式は2WDのほか、1.5リッターガソリンには4WDも設定されます。

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 プロボックスの一部改良モデルの価格(消費税込)は191万8400円から226万1600円です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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