トヨタ 9代目クラウンで「マジェスタ」登場 デザイン不評から生まれた?

9代目「クラウン」は、不人気車のレッテルを貼られてしまうことになりますが、多くの革新もあったモデルです。

保守的なデザインが不評を買ってしまった9代目「クラウン」

 9代目「クラウン」が登場したのは1991年10月のことでした。狂乱のバブル時代は、崩壊がはじまりつつあり、景気後退への漠然な不安が現実のものになりつつある、そんな時代です。当時、「クラウン」の販売の中核を担っていたのは、4ドアハードトップというスタイルのモデルです。

王道の白色以外にこのカラーもよくみかけた9代目「クラウン(前期型)」

 4ドアでありながら、スタイリッシュかつスポーティなデザインに仕上げられたモデルです。フォーマルなスタイリングの4ドアセダンは法人車両への販売が中心でした。

 8代目「クラウン」から9代目「クラウン」へのモデルチェンジは、歴代「クラウン」が経たモデルチェンジのようにいっせいにすべてのモデルが刷新されたわけではなく、4ドアハードトップのみの改良となります。

『すべては、クラウン。』のキャッチコピーのもとに登場した9代目「クラウン」ですが、結果として販売は不振。先代、先々代のクラウンが人気を博していたことも重なり、不人気車のレッテルを貼られてしまうことになります。

 デザインの評価が芳しくなく、特に尻下がりにデザインされたリアエンドが不評でした。全体的に保守的なデザインに終始している9代目「クラウン」ですが、やはり憧れの高級車としてはそれなりに押し出し感も必要だったということなのかもしれません。

 9代目「クラウン」は、早い段階でマイナーチェンジをおこない、フロントグリル周りのデザインや特に不評だったリアエンドのデザインが改良されました。

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