新車購入時に払うクルマの「リサイクル料」は処分費ではない? いったい何の費用?
クルマを廃車してお金がもらえる
リサイクル料として、処分に手間がかかる部分について前払いしていることで、あとは価値のある鉄くずやリユースできるパーツが残ります。そのため、自動車リサイクル券のおかげで解体にかかる手間賃などを差し引いても廃車費用がかからないばかりでなく、逆にお金をもらえる可能性が増えています。
最近では廃車買取というサービスも多数生まれています。自動車を処分するためには、ナンバープレートを外し、自動車税の支払いを停止したり、クルマとしての登録を解除する手続きも必要です。そういった一切の手続きを全部やってもらい、その上でお金がもらえるサービスが最近では主流です。
クルマを処分する際に大事なリサイクル券ですが、再発行は受け付けてもらえません。しかし、解体業者の話では、「リサイクル料を預託したかどうかはインターネットで確認でき、リサイクル券番号さえあれば手続きができます。そのため、クルマを処分する際には、事前にインターネットでリサイクル券番号を調べておくと手続きがスムーズです」といいます。
また、リサイクル券を紛失しても「車検や買い替えに影響はない」といいます。リサイクル料金の預託の証明も、Webサイトで検索した情報を印刷すれば証明の代わりになるとのことです。
【了】
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