ドゥカティ「“限定”スーパースポーツ」発表! オシャレな外観✕超絶パフォーマンスに注目! MotoGPライダーに捧げる「パニガーレV2 MM93/FB63」26年に日本導入
ドゥカティは、世界最高峰のロードレース「MotoGP」に参戦する2人のファクトリーライダーに捧げる、シリアルナンバー付きの限定車として「パニガーレV2 MM93」および「パニガーレV2 FB63」を発表しました。
ファクトリーライダーに捧げる2台のスペシャルモデル
ドゥカティは、世界最高峰のロードレース「MotoGP」に参戦する2人のファクトリーライダーに捧げる、シリアルナンバー付きの限定車として「パニガーレV2 MM93」および「パニガーレV2 FB63」を発表しました。
今回発表された2つのスペシャル・バージョンは、フランチェスコ・バニャイア選手とマルク・マルケス選手の熱心なファンのために開発された特別なモデルです。

ベース車両には「パニガーレV2 S」が選ばれ、専用装備を追加することでパニガーレV2シリーズにおける最上位モデルとなります。
モデル名にある「FB63」と「MM93」は、MotoGP世界選手権でドゥカティ・レノボ・チームが使用する両選手のライダー識別コードです。それぞれのカラーリングは、ライダー本人と密に連携してデザインされました。
特にMM93のカラーリングは、2024年にバルセロナで行われた最初のポストシーズン・テストでマルク・マルケス選手が用いた、印象的な「Todo Rojo」(スペイン語で“すべてが赤になる”の意味)カラーリングからインスピレーションを得ています。
両モデルは、オフィシャル・ライダーのゼッケンでカスタマイズされているだけでなく、走行性能を高める数々の専用装備が与えられています。
足回りには、高性能エンジニアリングに着想を得た5スポーク・タンジェンシャル・デザインの鍛造ホイールが装着されます。これは従来の鋳造ホイールと比較して1.56kg軽量化されており、これにより慣性モーメントはフロントで27%、リアで21%低減され、ハンドリングや加速、レスポンスの向上に貢献します。
また、オーリンズ製のステアリングダンパーが装備され、スタビリティと精度が向上しています。このセットアップは、マシンのパフォーマンスを極限まで引き出すトレーニング・セッションで、最適なコントロールを実現します。
ライディングポジションは、低い位置に設定されたクリップオン・ハンドルによって、よりレース志向のポジションを実現し、サーキット走行でのコントロール性とフィーリングを高めています。ハンドルバーには、コントロール性と快適性を向上させるスポーツグリップを採用。より硬質で触り心地の良い素材が使われており、振動や手の疲労を和らげ、ライダーとマシンの一体感を高め、安全で応答性の高い操作感を提供します。
フロントスクリーンは、サーキットでのパフォーマンス向上のために設計された空気力学的な形状が特徴で、空気抵抗を減らし、高速走行時の安定性を向上させます。さらに、MM93バージョンには、追加で「MM93」のデカールが施されています。
パニガーレV2 FB63およびMM93の発売スケジュールは、2026年3月の欧州を皮切りに、米国では4月、日本とオーストラリアでは同年7月以降に順次導入される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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