スバル“新型”「ステーションワゴン“SUV”」初公開! ジムニー級「地上高」&スポーツカー並み「パフォーマンス」採用! 全長4.8m級の「トレイルシーカー」とは
ジャパンモビリティショー2025にて、スバルは新型SUV「トレイルシーカー」の日本仕様を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
スバル「新ステーションワゴン」登場
2025年10月29日(一般公開は10月31日)から11月9日まで東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開催されていました。
なかでもスバルは新型ステーションワゴンSUV「トレイルシーカー」の日本仕様を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

トレイルシーカーは、スバルとトヨタの共同開発によリ誕生したステーションワゴンSUVタイプのBEV(バッテリー電気自動車)。2025年4月にニューヨークオートショーにて世界初公開されました。
2026年には国内導入が予定されており、「ソルテラ」に続く第2弾の電動SUVとして位置づけられています。
ベースとなるのは、2025年10月に発表された新型ソルテラのビッグマイナーチェンジモデル。ボディサイズは全長4845mm×全幅1860mm×全高1675mmで、乗車定員は5名です。
ソルテラよりも155mmワイド化されており、室内空間の拡張とラギッドな造形が特徴。最低地上高は約210mmとスズキ「ジムニー」並に確保されており、悪路走破性にも配慮された設計です。
スバルの担当者は、「スバルのアウトバックを彷彿とさせるような、日常と非日常をシームレスにつなぐ使いやすさを目指しました」と語っています。
外観は大型の樹脂クラッディングやルーフレールを装備し、無骨な印象を強調。内装はブルーとブラックを基調に、シート表皮やピラーの布張りなどで質感を高めています。
パワーユニットには74.7kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は418km超の走行が可能。前後に167kWのモーターを配置し、システム全体で375馬力を発揮します。
0-100km/h加速は4.5秒とスポーツカー並みで、EVならではの滑らかな加速が魅力です。担当者は、「制御技術も進化しており、EVならではの走りの楽しさを存分に味わっていただけます」と語っていました。
このほか、悪路走破性を高める「X-MODE」や、床下をシースルー表示するフロントカメラの合成映像機能も搭載され、オフロードでの安心感も高められています。
すでに米国で先行発表されているトレイルシーカーですが、2026年春には世界同時発売が予定されています。国内導入も同時期に計画されているとのこと。
担当者は、「実際に乗っていただければ、トレイルシーカーの魅力を感じていただけるはずです。自信を持ってお届けできる一台です」と語っていました。
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今回の展示では、スバルは「Performance」と「Adventure」という2つの世界観を提示。
トレイルシーカーはアドベンチャーシーンを彩る主役として登場し、「フォレスター ウィルダネス」「アウトバック ウィルダネス」などアウトドア志向の車両とともに、ブルーのボディカラーで統一された会場を盛り上げました。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。


































