10年ぶりに全面刷新! トヨタ「“新型”ハイラックス」世界初公開に反響”殺到”! 「超ハンサム」「すぐに買います」 斬新「一文字顔」採用×内燃機関&BEV設定で26年に順次投入 タイで披露

トヨタは新型ピックアップトラック「ハイラックス」をタイで世界初公開しました。SNSなどにはさっそくさまざまな反響が寄せられています。

デザイン刷新&超多彩なパワトレ設定…

 トヨタは2025年11月10日、タイで開催された新車発表イベントにおいて、新型「ハイラックス」を世界初公開しました。

 SNSなどにはさっそく様々なコメントが寄せられています。

フルモデルチェンジしたトヨタ「ハイラックス」
フルモデルチェンジしたトヨタ「ハイラックス」

 ハイラックスは1968年に登場したミディアムサイズのピックアップトラックです。

 荷物と乗客どちらも運べるピックアップトラックとしての実用性と、堅牢かつ耐久性の高いラダーフレームシャシや本格的な四輪駆動を組み合わせ、悪路走破性と信頼性を確保。以後、ピックアップトラックの定番として世界各国で評価されています。

 なかでもタイにおいては「国民車」と称されるほどの支持を獲得しており、現地ではIMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle/革新的な世界戦略多目的車)プロジェクトの1台として、現地のニーズに基づいた進化を重ねています。

 現行型は8代目で、タイで2015年に発表されました。180の国と地域で販売されるグローバルモデルとなり、6代目の終売以降約13年ぶりに再投入され、2017年から販売されています。

 今回披露された新型は9代目で、従来のハイラックスの信頼性や高い品質、走破性などをさらに高めるとともに、シリーズ初のバッテリーEV(電気自動車)やハイブリッド、水素燃料電池車(FCEV)仕様など、多彩なラインナップを設定。

 トヨタが推し進めるカーボンニュートラルへの取り組みである「マルチパスウェイ」戦略に基づき、各国のニーズや地域の特性に合わせた多くの選択肢を用意します。

 デザインは「タフ&アジャイル」をテーマに、精悍かつ先進的なスタイリングとしました。フロントフェイスは鋭いヘッドライトからつながるように配置された「TOYOTA」エンブレム付きのガーニッシュを装備。

 ガーニッシュ下部にはひし形を複数組み合わせたアッパーグリル、堅牢性のイメージを高めるバンパーロアを採用し、タフなイメージを高めています。

 インテリアは機能に根付いたシンプルなもので、直線基調のインパネと12.3インチの大型液晶メーターおよび、最大12.3インチの大型マルチメディアディスプレイを装備し、利便性や操作性を高めています。

 パワートレインは先出の通り多彩で、2.8リッターディーゼルターボエンジンや同エンジン+48Vマイルドハイブリッドのシステム、2.4リッター/2.7リッターのガソリンエンジン、さらにFCEVやEV仕様が世界各地の需要に応じて用意されます。

 EV仕様では、59.2kWhの大容量リチウムイオンバッテリーと高出力のeアクスル(モーターやインバータなどを一体化したユニット)を組み合わせ、システム最高出力144kW(約196馬力)と一充電走行距離300km(開発目標値)を実現します。

 ボディサイズ(タイ国内のEV仕様)は全長5320mm×全幅1855mm×全高1800mm、ホイールベース3085mmです。

 発売はアジアでは2026年以降に順次展開し、欧州では2025年12月からEV仕様を皮切りに販売。日本では、2026年年央にディーゼルターボエンジンモデルが発売予定です。

 またFCEVモデルは欧州およびオセアニアで、2028年以降に投入される予定で、開発が進められます。

※ ※ ※

 10年ぶりに全面刷新されたハイラックスについて、SNSなどには早速さまざまなコメントが寄せられ、大きな話題になっています。

「いいね」「めっちゃええやん」「カッコイイな新型」など、デザインについて評価する声が多数あり、またタイの現地からも「So beautiful」「超ハンサム」「それはとても美しい」「すぐに買います」など、かなり好評の様子です。

 また、「選択肢はたくさんある」「EVもあるのか」など、これまでにない多彩なパワートレインの設定に驚く人も少なくないようです。

 さらに「ラインナップにはGRスポーツはないのだろうか」と、スポーティな「GR SPORT」仕様の設定を求める人や、「今やSUVブームだからハイラックスサーフ復活して欲しいです」など、派生モデルのSUV「ハイラックスサーフ」の復活を期待したい人もいるようです。

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