日産“新”「“車中泊”軽バン」がスゴイ! 全長3.4m級の「小さなボディ」に「大人も寝られる」ってマジ!? 高性能ターボ仕様アリな「クリッパーバン マルチラック」が販売店でも話題に

軽商用バン「クリッパーバン」ベースの新モデル「マルチラック」が登場。 車中泊や移動販売にも対応し、多目的に使えるモデルとして注目を集めています。

配送も車中泊もこなす!

 2025年10月14日、日産のグループ会社である日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、軽商用バン「クリッパーバン」をベースにした新モデル「マルチラック」を設定しました。

 今回のモデルは、車中泊仕様としても活用可能な特別仕様車ですが、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

新車中泊バン!
新車中泊バン!

 クリッパーバンは、2003年に初代モデルが登場。当初は三菱から販売される軽商用バン「ミニキャブ」のOEM供給を受けるモデルでしたが、2代目からはスズキ「エブリイ」のOEMモデルとなっています。現行モデルは2015年に登場した3代目にあたり、日常の配送業務から趣味のアウトドアまで、幅広いニーズに応える存在として進化を続けています。

 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1895mmで、最大4名乗り。

 外観は、シンプルながらも堅牢さを感じさせるスクエアなフォルム。内装は実用性を重視しつつ、操作系の配置や収納スペースに工夫が凝らされています。

 パワートレインには660ccのR06A型エンジンを搭載。自然吸気仕様とターボ仕様の2種類があり、トランスミッションはCVTと5MT、駆動方式は2WDと4WDから選択可能です。

 たとえば、ターボ搭載車の最高出力は64PSで、WLTCモード燃費は16.4km/Lを実現しています。

 安全装備も充実しており、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、LDW(車線逸脱警報)などを搭載。軽商用車でありながら、安心して運転できる環境が整っています。

 今回発表されたマルチラックは、そんなクリッパーバンをベースに、車中泊や移動販売など多目的な使い方に応える特別仕様車です。

 最大の特徴は、荷室スペースを自在にアレンジできる専用の有孔ボードとスチールラック、2種類の専用ブラケット、そして防汚性に優れた専用フロアの装備。これにより、趣味やレジャーはもちろん、配達や移動販売など、使い方はアイデア次第です。

 さらに、オプションでCORDURA製の耐水・撥水性に優れたベッドマットも設定されており、車中泊仕様としての活用も可能。ラックやボードのカラーはナチュラルベージュとブラックから選択でき、好みに応じたカスタマイズも楽しめます。

 車両価格(消費税込み)は、210万6500円から246万4000円。2025年11月27日より発売されます。

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 販売店からも早くも期待の声が上がっています。都内販売店の営業スタッフは、「車中泊需要が高まる中で、こういうちょうどいいモデルを待っていたという声がありますね」と話します。

 別の販売店スタッフは「配送業のお客様からは、荷室のアレンジ性が高く、仕事にも遊びにも使えると好評です。また『このままキャンプに行けそう』と話されるお客様もいらっしゃいます」と語ります。

 用途に応じて柔軟に対応できる点が、販売現場でも高く評価されているようです。軽商用車の枠を超えた自由な使い方を提案するマルチラックに、今後も注目が集まりそうです。

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Writer: シープロダクション

自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。

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