ついに登場! トヨタ新型「スープラ」の市販プロトタイプを公開
現在、英国で開催されている「グッドウッド・フェスティバル・オブスピード2018」にて、新型「スープラ」のプロトタイプが公開。開発責任者の多田氏によるデモ走行もおこなわれました。
ついに市販車ベースのプロトタイプが公開
トヨタモーターヨーロッパは、英国で開催している「グッドウッド・フェスティバル・オブスピード2018」のヒルクライムに、新型「スープラ」のプロトタイプを出走させました。
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」とは、世界各国のレーシングカーやモーターサイクルが集結し、多くのモータースポーツファンで賑わう年に一度のお祭りイベントです。
グッドウッド名物といわれるヒルクライムに、新型「スープラ」のプロトタイプが出走しました。新型「スープラ」のドライバーには、GR開発統括部のチーフエンジニアであり、新型スープラの開発責任者の多田哲哉氏を起用。プロトタイプ車ではあるものの、市販版に近い状態での走行は、公式として初となります。
これまで新型「スープラ」は、2018年3月に開催されたジュネーブモータショーで「GRスープラ・レーシングコンセプト」、同年7月5日には、米国で人気の高いレース「NASCAR」にて2019年シリーズに参加するNASCAR仕様が公開されていました。
今回、レース仕様ではない、市販車に近いプロトタイプを公開したことで、発売への期待が一気に高まっています。公開された画像では、これまでのレース仕様とは異なり、大きなエアロパーツやウィングは装着されておらず、ボディそのもののスタイリングを見ることができるほか、歴代スープラにならい、直列6気筒エンジン、FR駆動を採用しています。
ちなみに新型「スープラ」の市販モデルは、2019年前半にデビューするとトヨタからはアナウンスされています。
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