マツダの「“大人4人寝られる”軽トラ」がスゴい! 全長3.7mの「めちゃちいさいサイズ」に立って歩ける「ひろびろ室内」確保! AtoZのスクラムトラック“小型キャンパー”「ACE-C」に注目
横浜キャンピングカーショー2025にて、AtoZ(エートゥゼット)が軽キャブコンの「ACE-C(エースシー)」を実車展示し、注目を集めていました。どのようなモデルなのでしょうか。
15秒でベッド展開できて「4人就寝」可能!
2025年10月18日から19日まで、パシフィコ横浜(横浜市西区)にて「横浜キャンピングカーショー2025」が開催され、各社の個性豊かなモデルが並びました。
なかでもAtoZ(エートゥゼット)が軽キャブコンの「ACE-C(エースシー)」を実車展示し来場者の関心を集めていましたが、どのような特徴があるのでしょうか。
![4人乗りで4人寝られる! 軽キャブコン「ACE-C(エースシー)」[AtoZ(エートゥゼット)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/11/20251104_MAZDA_SCRAMTRACK_AtoZ_ACE-C_001.jpg?v=1762245926)
埼玉県さいたま市に本拠を構えるAtoZは、バンコンやキャブコンなど多彩なキャンピングカーを展開するビルダーです。
今回展示されたエースシーは、神奈川県横浜市の正規販売店「AtoZ 横浜営業所」を運営する村山自動車商会(ロッキー2)の出展ブースに置かれていました。
マツダの軽トラック「スクラムトラック」の「KX」グレードをベースにした、軽キャブコンタイプのキャンピングカー。荷台にキャブ幅を超えるシェルを架装することで、登録区分は普通車8ナンバー(キャンピングカー登録)となります。
ボディサイズは全長3700mm×全幅1810mm×全高2530mm。軽トラックならではのコンパクトさと、最小回転半径3.6mによる取り回しの良さが特徴です。
4人乗車・4人就寝に対応し、限られたサイズながら快適な居住空間を確保。
会場の担当者は「例えば身長170cmの男性でも天井に触れず、自然な姿勢で室内を移動できます」と語り、軽キャブコンとは思えない開放感がある設計が特徴です。
ベッド展開は約15秒と手軽で、「(運転席上の)バンクベッドを展開すれば奥行き2mのスペースが生まれ、上下で2名ずつゆったりと休めます」とのこと。
フロアベッドは2000mm×1200mm、バンク部は2000mm×1600mmと、家族4人での車中泊にも十分な広さです。
インテリアは白を基調に、L字型ダイネットや3面窓、木目調の収納、淡いグリーンのソファなどが柔らかな雰囲気を演出。
キッチンにはシャワーヘッド付きシンクと冷蔵庫を標準装備し、広めの天板や脱着式テーブルなど、使い勝手にも配慮されています。
主要装備として、網戸付きエントランスドア、アクリル二重窓(網戸・シェード内蔵)、サブバッテリー、走行充電、AC外部入力、DC12Vソケット、49L冷蔵庫などを標準搭載。
空調面ではDC12Vクーラー(オプション)やベンチレーターに加え、足回り強化などのカスタマイズにも対応しています。
車両価格(消費税込)は434万4000円より設定され、エアコンや電子レンジ、足回り強化やアルミホイールなどのオプションもフルに備えた会場展示車両の価格(パートタイム4WDモデル)は、562万2870円と案内されていました。
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来場者からの反響についてAtoZの担当者は、「初めてキャンピングカーを検討する若いご家族から、長年の経験を持つ年配の方まで、さまざまな方に関心を持っていただいています」と語っていました。
実際、会場ではACE-Cの展示車両を囲むように多くの来場者が集まり、外観から室内装備まで細かく確認する姿が目立ち、ブース内は終始にぎわいをみせていました。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。








































































