ホンダ新型「プレリュードGT」実車初公開! 真っ黒なカーボンボディがかっこいい! ホンダDNA受継ぎ、来年SGTに参戦へ

ホンダは新型「プレリュードGT」をスーパーGT最終戦もてぎで初公開し、デモランを実施しました。真っ黒なカーボンボディに白いストライプが特徴的なこのマシンは、2026年からGT500クラスに参戦予定。ホンダのDNAを受け継ぎ、コーナリングマシンを極めたというプレリュードGTの今後の活躍に注目が集まります。

新型プレリュードGTがスーパーGT最終戦もてぎでデモランを実施

 11月2日、栃木県のモビリティリゾートもてぎでホンダは新型「プレリュードGT」のお披露目とデモランを行いました。

 これはどのようなマシンなのでしょうか。

新型プレリュードGTがスーパーGT最終戦もてぎでデモランを実施
新型プレリュードGTがスーパーGT最終戦もてぎでデモランを実施

 この日のもてぎでは、スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝レースが行われました。

 それに先立ち、ホンダ/HRCが2026年からGT500クラスで走らせる、新型プレリュードGTのデモランを行いました。

 ホンダは2024年からスーパーGT(SGT)、GT500クラスで戦うマシンにシビックタイプRを使用してきましたが、2026年からは2025年9月に発売が開始され人気を得ている、新型プレリュードになることを発表していました。

 9月に一部メディア向けにプレリュードGTプロトタイプの、シェイクダウンとお披露目会が実施されましたが、多くのファンの目の前を走るのは今回が初めてです。

『ホンダHRCプレリュードGT』という正式車両名称に決まったマシンは、慎重にピットからコース上に運ばれアンベール。

 真っ黒なカーボンボディに白いストライプと、ボディサイドには大きくHRCの文字。ホンダのテストカー用ナンバー99が貼られていました。

 今シーズン100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTをドライブする牧野任祐選手により、モビリティリゾートもてぎを2周するデモランを行い、会場に訪れた多くのファンにその走りを披露しました。

 デモランを終えた牧野選手は「今回、プレリュードGTを皆さんの前でお披露目することができて本当に嬉しく思います。ホンダとしてはNSX-GTからシビックタイプR-GTとなり、来年からプレリュード-GTとなりますが、引き続き応援していただけると嬉しいです」と挨拶しました。

 また「プレリュードGTにはホンダのDNAが受け継がれていると思います、コーナリングマシンを極めていると思いますから、良いクルマになればと思っています」と話しました。

 その後行われた決勝レースではデモランを行った牧野選手と山本尚貴選手が駆る100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTは3位となりました。

 またイベント広場に展示されたプレリュード(市販モデル)も多くの人が注目をしており、ドアを開け車両に乗り込んで確認をしていました。

 2026年のスーパーGTで、ホンダHRCプレリュードGTがどのような走りを見せてくれるのか注目です。

【画像】これが「新型プレリュードGT」です。画像を見る!(26枚)

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Writer: 雪岡直樹

1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。

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