クルマだけじゃなくカレーも開発!? モリゾウ氏発案の「KIZUNAカレー」発売! 大のカレー好き、こだわりとは
「モリゾウ」こと豊田章男氏は、公言するほどの「大のカレー好き」。そんな氏が発案したこだわりの「KIZUNAカレー」が、レトルト商品として新発売されました。
モリゾウ氏は「大のカレー好き」! ついにその味が食べられる?
トヨタ自動車の豊田章男氏(モリゾウ選手)は、実は「大のカレー好き」だったことが知られています。
そんなモリゾウ氏発案の、こだわりが詰まった「KIZUNAカレー」がレトルト商品として新たに発売されました。

トヨタ自動車のマスタードライバーであり、レースの世界では「モリゾウ」選手として知られる豊田章男氏。
以前から様々な場所で「カレー好き」を公言してきました。
例えばトヨタイムズが2022年8月に公開したYouTubeショート動画では、WRC(世界ラリー選手権)第9戦「ラリーベルギー」の現場を訪れた際の様子が紹介されています。
ここではランチビュッフェを前にしたモリゾウ氏は、迷いなくカレーを皿に取りながら「大好きだよカレー、とにかくカレー」とコメント。多忙な視察の合間にも、カレー愛を隠せない様子が映し出されていました。
また2022年12月14日にタイ・バンコクで開催された「タイトヨタ60周年式典」で約1500名の来賓を前に、モリゾウ氏は「タイに住んだ暁には、ソンブーン・シーフードのすぐ隣に住んで、毎日プーパッポンカリー(蟹カレー)を食べに行くでしょう!」と宣言。会場の笑いを誘いつつも本気の「カレー愛」が伝わってきます。
プーパッポンカリーは、タイでは知らない人がいないほど有名な名物料理です。中でも「ソンブーン・シーフード」は、この料理を語る上で欠かせない有名店として知られています。
筆者(くるまのニュース編集部)も、その味を確かめるべく、実際にタイ・バンコクにあるソンブーン・シーフードを訪れ、プーパッポンカリーを注文したことがあります。運ばれてきた一皿は、一見するとトロリとした卵料理のようですが、よく見ると蟹の身がふんだんに使われています。
本場流の食べ方は、ジャスミンライスに、この濃厚なポンカリーソースと蟹、小葱、トウガラシを絡めて炒めた具材をかけて頂くスタイルです。口に運ぶと、蟹の旨味と卵のまろやかさ、そしてスパイスの香りが一体となり、モリゾウ氏が「毎日食べたい」と語るのも納得の味わいでした。
モリゾウ氏発案! 「KIZUNAカレー」がレトルトで新登場
これほどまでにカレーを愛するモリゾウ氏。その彼が、ついにカレーの商品開発に乗り出しました。今回新たに発売されたのが、その名も「KIZUNAカレー」です。
このカレーは、モリゾウ氏が発案し、「大切な人に食べてもらいたい、人のからだにもこころにもやさしいカレー」をコンセプトに開発されました。目指したのは、「家庭の味をちょっと贅沢に」楽しめる一品です。
KIZUNAカレーの最大の特徴は、そのやさしい味わいのベースとなる「野菜出汁」にあります。丁寧に煮出した野菜出汁をベースに、具材には国産の野菜をふんだんに使用。
さらに、お肉には脂身の少ない愛知三河産の上質な豚モモ肉を厳選して使用するというこだわりようです。
これにより、野菜のうま味と絶妙なスパイシーさが調和した、どこか懐かしく「家庭的でホッとするカレー」に仕上がっています。
このKIZUNAカレー、実は愛知県蒲郡市にあるトヨタグループの研修所「KIZUNA」で提供されていたカレーが元になっています。
このカレーは、”カレー大好き”なモリゾウさんが、施設のシェフと相談しながら行き着いたこだわりの味でした。
モリゾウ氏は、この味をレトルトで出そうと提案したものの、開発は一筋縄ではいかなかったようです。自身も、「蒲郡にあるキズナで食べていたカレーをレトルトで出そうよと。でもあのカレーは野菜が多く入っていて水分も多くてなかなかレトルトにするのは大変だったみたい」とコメントしています。
野菜の水分量が多いため、レトルト化特有の難しさがあったことが伺えます。
しかし、開発陣の努力により、その課題をクリア。「でもちゃんとキズナカレーの味になった」と、モリゾウ氏も納得の仕上がりになったことが語られました。
ちなみに、発売後にこのレトルトカレーをランチで食べたというモリゾウさんの第一声は、「これレトルトだよね? しっかり味出てるよね!」だったそうで、その再現度の高さに改めて驚いていたようです。
Writer: くるまのニュース編集部
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