日産「新フェアレディZ」がスゴイ! めちゃ懐かしい「TWIN TURBO」デカール採用&「ミッドナイトパープル」塗装! パワフルな「V型6気筒ツインターボ」×「6速MT」搭載した北米モデルとは!
日産の北米部門が「フェアレディZ」に設定した特別モデル「Zヘリテージエディション」とは、一体どのようなモデルなのでしょうか。
めちゃ懐かしい「TWIN TURBO」デカール採用!
「フェアレディZ」は、日本はもちろん海外でも高く評価されているモデルで、特に北米市場では「Z」の名称で販売され、高い人気を誇ります。
2025年9月10日には、現行モデルの7代目Zの特別モデル「Zヘリテージエディション」が登場し、注目を集めました。

このZヘリテージエディションは、日産の北米部門が、国際Zカーコンベンション「第38回ZCON」で発表した、特別なモデル。
現行Zの2026年モデルに設定されている「パフォーマンス」グレードのオプションパッケージという位置付けです。
ベース車に選ばれたパフォーマンスグレードは、日本では「Version ST」に当たり、「RAYS製19インチ鍛造アルミホイール」や「4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ」、さらに「専用サウンドシステム」などの豪華装備を備えた最上級グレードです。
そしてZヘリテージエディションは、1989年に発売された4代目フェアレディZ、いわゆるZ32型(北米では「300ZX」という名称で販売)をオマージュしているのが特徴。
最新モデルでありながら、往年の名車を彷彿とさせるデザインを散りばめており、どこか懐かしい雰囲気に仕上げられています。
まずエクステリアでは、リアのカーボンファイバー製リアスポイラーに「TWIN TURBO」のバッジを装備。
サイドにもブロンズカラーで、同様に“TWIN TURBO”の文字が描かれたグラフィックを採用しています。
特にサイドの文字には懐かしいと感じる人が多いのではないでしょうか。
他にも、RAYS製19インチ鍛造アルミホイールもブロンズカラーに変更。
ボディカラーに日産のハイパフォーマンスモデルのイメージカラーでもある「ミッドナイトパープル」がラインアップされているのも魅力です。
もともと充実した装備が特徴だったインテリアは、ドアキックプレートとフロアマットがヘリテージエディション専用のものへと変更することで、特別感を演出しています。
パワーユニットには、3リッターのV型6気筒ツインターボエンジン「VR30DDTT」型を搭載し、最高出力400馬力を発揮。
トランスミッションは6速MTまたは9速ATから選択可能で、これらはベース車からの変更はありません。
そんなZヘリテージエディションのオプション価格は、2940ドル(日本円で約43万円)。
現在のところ日本での発売についてはアナウンスがありませんが、Z32型が好きだった人にとってはぜひとも導入してもらいたいところでしょう。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。
































































