全長13mで8人乗り! ホンダの「黒すぎる最上級マシン」実機展示! 「トイレ」もある豪華内装でめちゃ快適! 憧れの「ホンダジェット エリートII」JMSでモックアップ展示
ホンダは「ジャパンモビリティショー2025」で、「HondaJet Elite II」のモックアップモデルを展示しました。
憧れの「ホンダジェット」がブースに
ホンダは2025年10月29日、開幕した自動車ショー「ジャパンモビリティショー2025」で、「HondaJet Elite II」のモックアップモデルを展示しました。
どのようなモデルなのでしょうか。

ホンダジェットは、2015年12月に登場した小型ビジネスジェット機シリーズです。
主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体といったホンダ独自技術の採用により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能および室内サイズを実現しました。
ベースとなるホンダジェットが2015年にデリバリーを開始し、その3年後の2018年には、航続距離の延長や高周波のエンジンノイズ低減により客室内の静粛性を向上した改良モデルがリリースされました。
今回展示されたホンダジェット エリート IIは2022年10月に発表された最新モデルで、航続距離の延長と最新の自動化技術が投入されています。
従来モデルよりも燃料タンクを拡張したほか、最大離陸重量の増加により、航続距離が1547ノーティカルマイル(2865km)に延長。従来のホンダジェット エリートよりも204km増加しています。
機体は、主翼上面に装備され着陸後の減速に使用されるグランドスポイラーを主翼に初搭載し、着陸時のハンドリング性能と安定性を向上させました。
機体のサイズは、全長12.99m×翼幅12.12m×全高4.54m。客室サイズは長さ5.43m×幅1.52m×全高1.47mを確保。乗車定員は乗員1名+乗客7名または乗員2名+乗客6名です。
外装色には新色の「Black Edition」を設定。内装の仕様もモダンなグレーを貴重とした「スチール」と、暖かみのあるベージュを貴重にした「オニキス」を選択可能になり、カーペットも木目調のものが選べるようになりました。
機内の快適性も向上しており、遮音材を刷新し、風切り音を減少させキャビン全体の静粛性が向上したほか、コックピットの座席スペースの拡大もオプションで用意しています。車内にはトイレ設備が付いています。
自動化技術では、オートスロットル機能と緊急着陸装置を搭載。パイロットの負担軽減と運用時の安定性を向上させます。
今回展示されたのはブラックの実物大インテリアモックアップモデルで、2023年10月のJMS2023でも展示されていました。事前に予約をすることで機内に入ることができ、普段はめったに見られない体験をすることが可能になっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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