カワサキ「“新”Z1100 SE」日本初公開! 「Sugomi」を増したスーパーネイキッド登場 高性能と優れた燃費を両立
カワサキは2025年10月29日から11月9日にかけて東京ビッグサイトで催されている「Japan Mobility Show 2025」において、新型ネイキッドモデル「Z1100 SE」を日本初公開しました。
「Z」シリーズ最大排気量モデル
カワサキは2025年10月29日から11月9日にかけて東京ビッグサイトで催されている「Japan Mobility Show 2025」において、新型ネイキッドモデル「Z1100 SE」を日本初公開しました。
同モデルには、排気量1099ccの直列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力100kW(136PS)/9000rpm、最大トルク11.5kgf・m/7600rpmを発揮します。吸気ポートの最適化や排気量を増加させたことにより、低中速域での反応性が向上し、同時に優れた燃費性能も実現しています。

デザイン面では2014年に発表された「Z1000」から継承される「Sugomi(スゴミ)」デザインを進化させ、「Sugomi覚醒」をテーマに掲げています。特徴的な鋭いLEDヘッドライトとフィン付きの新設計アンダーカウルを採用することで、よりアグレッシブな印象が強調されているのが特徴です。
装備面では5インチのフルデジタルTFTカラー計器盤を搭載しており、ターンバイターンナビゲーションやスマートフォン連携機能を備えています。カワサキの「Rideology the App Motorcycle」アプリを通じて音声コマンド技術を含む様々な操作も可能となっています。
電子制御によるライダー支援機能も充実しており、新型電子スロットルバルブ(ETV)によるエンジン制御精度の向上、クルーズコントロール、最新型の双方向KQS(カワサキクイックシフター)などが搭載されています。
また、6軸のIMU(慣性計測ユニット)を搭載することで、KCMF(カワサキコーナリングマネージメントファンクション)、KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)といった先進的な走行支援技術も備えています。
Z1100シリーズには高剛性アルミ製ツインチューブフレーム、SFF-BPフロントフォーク、水平バックリンクサスペンション、モノブロックキャリパー、310mm径ブレーキディスクなどを採用し、ライダーの操作に対して鋭くダイレクトな応答性を実現しています。
特に上位グレードとなる「SE」モデルでは、ブレンボ製のモノブロックキャリパーとブレーキディスク、ステンメッシュブレーキホース、オーリンズ製S46リアショックアブソーバーを採用。リモート式プリロード調整機構により、快適な乗り心地と細かなチューニングが可能になっています。
カラーバリエーションについては、メタリックマットグラフェンステールグレー/メタリックマットカーボングレーが用意されています。
なお、日本市場での発売時期や価格については、決定次第改めて発表される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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